帰ってきたジェーン・エア
母の介護生活、自宅だの生活が始まって1週間。
変わったこと、発見がたくさんあります。
まずはこの三つ
1 母の表情が柔らかくなった。笑顔が乏しかったのが、笑うようになりました。新しいサービスの人が来たときは警戒するように、硬い表情でした。それが、自分の家にいるという自信がついたのか、笑顔で迎えるようになりました。
2 何度も書いて恐縮ですが、ポータブルトイレについて。父がトイレの中身をきれいにしていました!誰に言われることもなく。昨日は朝、私が見かけたら、キレイにしといたよの返事。高齢の父には無理と考えて、やり方を説明することもなかったのですが、考えればできますよね。
3 生活リズムが決まった。朝、ゆっくり起きてきて、ご飯。その後モーニンングケア。ダイニングルームで過ごして、お昼を食べたら、トイレに行って、また、ダイニングルームで過ごす。夕食後はトイレに行って寝る。その間に、リハビリ、来客対応など。昨日一緒の部屋に泊まってわかったのですが、遅くまで、テレビ見ていました。
朝私が目が覚めたら、テレビが消えていたので、自分で消したかも。
サービスの方には、世話しなくていいとか、自分でしますと反論?することもありますが、さすがプロ。ゆっくり母の意向を聴いてくれて納得してケアに入ってもらっています。
私のような家族はつい、強い口調で、もう起きる時間でしょ、あるいは汚いから着替えてなど言いがちですが、プロは穏やかに受け入れるところから始めます。これも学びです。
以前、母の古いヂエインエアの本の話を書きました。
先週お片付けをした時に、ヂエインエアの後編を見つけました。
ソーンフィールド邸に戻って来たジェーンエアはロチェスターへの本当の愛をみつけます。愛されるではなく愛することを見つけるのです。
我が家のジェーンエア戻ってきました。
本当の愛は見つかったでしょうか?
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