生命保険、損害保険について

私的保険は生命保険と損害保険に分かれる。

生命保険とは人の生命や傷病に関して 保障する保険。

生命保険の基本タイプ
1・定期保険 一定期間を保障する保険で掛 捨て保険と呼ばれる。満期保険金はないため、保険料は他のタイプに比べると安い。例えば平準定期保険、逓減定期保険、逓増定期保険、収入保障保険。
2・養老保険 一定期間内にした場合には死亡保険金を受け取ることができ、満期時に生存していた場合には満期保険金を受け取ることができるタイプの保険。(満期保険金=死亡保険金)
3・終身保険
保障が一生続くタイプの保険。満期保険金はないが、解約返戻金が多く、貯蓄性が高い商品。
―時払終身保険の場合、早期に解約すると、解約返戻金が払込保険料を下回るため注意が必要。

損害保険とは偶然のリスク(事故、災害など)で発生した損害を補てんするための保険です。

損害保険の種類 :火災保険、地震保険、自動車保険、障害保険、賠償責任保険。自動車保険には強制加入の自動車保険 (自賠責保険)と、任意加入の自動車保険(民間の保険)がある。全ての自動車(原動機付自動車を含む)の所有者と運転者が必ず加入しなければならない保険。また、自賠責保険は対人賠償事故のみ。
損害保険料の仕組み
大数の法則 少数では何の法則も見出せないことでも、大数で見ると一定の法則があること。
収支相等の原則    保険会社の収入 = 保険会社の支出
損害保険独自の基本原則
1・給付・反対給付均等の原則(レクシスの原則)
          事故発生の確率高い=保険料高い
2・利得禁止の原則 :保険金の受取りによって儲けを得ることは禁止されているため、実際の損失額を限度に保険金が支払われることになっている。


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