イエスを信じる者が後になってから受ける御霊
37 さて、祭りの終わりの大いなる日に、イエスは立って、大声で言われた。「だれでも渇いているなら、わたしのもとに来て飲みなさい。
38 わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」
39 これは、イエスを信じる者が後になってから受ける御霊のことを言われたのである。イエスはまだ栄光を受けておられなかったので、御霊はまだ注がれていなかったからである。
(ヨハネ7:37~39)
バプテスマのヨハネがヨルダン川でイエスに水のバプテスマを施した時、神の御霊が鳩のように下って来た。これは、イエスが、キリストであることを神が、ヨハネに知らせるためであった。従って、上記に書いてあるように、まだイエスが受けていない御霊のバプテスマがあった。イエスが十字架で死に三日目によみがえったときに、イエスは栄光をお受けになった。10日目にイエスは父なる神が約束された聖霊のバプテスマを弟子たちに送った。イエスを信じる者はこれを受ける。これが、救いであり、世は知りません。
参考聖句
49 さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。(ルカ24:49)
上記が聖霊のバプテスマです。イエスを信じる者が後になってから受ける御霊のことです。この御霊は命を与える霊で、水にたとえられています。「 その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。」と。イエスの弟子たちは、イエスの証人としてイエスの死と復活をエルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えました。
参考聖句
45 そこで、イエスは、聖書を悟らせるために彼らの心を開いて、
46 こう言われた。「次のように書いてあります。キリストは苦しみを受け、三日目に死人の中からよみがえり、
47 その名によって、罪の赦しを得させる悔い改めが、エルサレムから始まってあらゆる国の人々に宣べ伝えられる。
48 あなたがたは、これらのことの証人です。」
(ルカ24:45~48)
御霊を受けた人はイエスについて証をするようになります。そして、自らを聖なる者、愛のある者とします。パウロが言ったように、人に宣べ伝えておきながら、自分が失格者とならないためです。アーメン。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?