確定申告してちょっと大人に近づいた私
社会人になってから、ずっと会社員しかしたことがなかったので、年末調整の書類は、氏名住所を書いて提出するもの、源泉徴収票はクリアファイルに挟んでおくもの、という認識でここまで生きてこれたのだけど、昨年から始めた副業に漏れなくついてくるのが、確定申告。
「確定申告面倒くさい」が合言葉のようになっていて、先日、配達先で出くわした初対面の配達員の方に
「ウーバーですか? 確定申告面倒っすね」
と挨拶の一部として話しかけられたほど。
確定申告は必ずしましょう、というメールが何度も来ていたし、脱税は犯罪です、という脅しにすっかり怯えた私は、早めの段階で弥生会計というWEBアプリを使い、入金口座を登録し、収入の記録を始めていた。
沢山経費にして節税だ!って目にするけれど、会社が経費で買ってくれる卓上加湿器と違って、個人事業主の経費は、計上できるってだけで自分で支払うわけだから、私の場合、配達に必要なバッグやスマホホルダー類と自転車のバッテリー(これが高い!)くらい。
年間約40万の売上で経費5万円ほど計上し、約35万円の所得ということになった。
ずっと放置していたマイナンバーカードの取得もこれを機に申請し、カードが手元に届いたところで初めての確定申告開始!
結論から言えば、私程度の副業であれば、会計ソフトも不要で、いきなり国税局のサイトへ行っても大丈夫。
私は無料の白色やよい会計ソフトで、収支内訳書と確定申告書の作成までしたのだけど、マイナンバーカードを使って申告する方法が分からず(カードリーダーが必要と書かれていた)会計ソフトからの連携を諦め、国税局のサイトから入力しなおし、再度収支内訳書と確定申告書を作成したのだけど、スマホをマイナンバーカードにかざして、パソコンの画面に沿ってすすめたところ、1時間かからずに所得税の支払いまで済んでいた。
所得税ってどのくらいなんだろ、ドキドキッと思っていたけれど、何のことはない、累進課税で5%の枠なので、35万円の5%だった。
実質1時間で、大人の階段かけのぼって経験値積んだ私。
源泉徴収票から数字を拾って入力していっただけなので、税金のことがわかったとはとても言えないのだけど、今まで私の課税税率は20%だと思っていたのだけど、「課税される所得金額」というのは色んな控除でぐっとすくなくなって、5%だったということ。逆に言うと、副業を頑張りすぎて、課税される所得額が上がってしまうと、全体の税率も上がってしまうのかな。
副業を始めると、所得税と住民税が追加されるということがわかったけれど、実は本業の社会保険料の負担がかなり大きいということ。
働いても持っていかれちゃう、のは嬉しいことではないけど、健康で働けている、というのは本当に有難いこと。
今年も美味しいスイーツとアンチエイジングのために、お弁当配り続けます!
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