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副業を始めたら、年収が1割増えて、体重が1割減った

いろんなきっかけがあって、昨年の春からウーバーイーツの配達を始めて、もうすぐ10か月になる。

女性でこの年齢での配達員はかなり珍しいかもしれないけれど、今のところ週末の楽しみになっている、そんな話をご紹介。

始めてみたいと思いつつ、不安や心配がいっぱい、で踏み出せないでいるとき、この記事が私の背中を押してくれた。

私よりお若いだろうけど、アラフィフ主婦、というキーワードとガッツリ稼ぐ!とかじゃなくて、一日一配達から、月に2万円目標に、という目標設定が自分にちょうどいい気がして、記事を隅々まで読んで、質問させていただいたり、不安を聞いていただいたり、SNSでやりとりさせていただいて、予習たっぷりで初稼働となった。


電動自転車でお店へ向かい、商品を受け取ってお客様のもとへ。いたってシンプルなギグワークだ。

シンプルだけど気づきや発見がたくさん。まん延防止措置のため時短営業をしているお店から商品を受け取るときはほんの少し社会に貢献している気がするし、お店の人やお客様から感謝の言葉をいただくときも、温かいままお届けできる喜びも味わうことができる。

「バナナジュース専門店」と掲げているお店へ受け取りに行くと実は違う形態のお店だったり、マンションのエントランスが1階とは限らないということを失念して、帰るときプチ迷子になったり、アパートの2階にお届けするのに階段が見当たらずウロウロしていたら2階の玄関も1階にあったり、半世紀生きていても知らないこといっぱいあったんだなぁとほのぼの楽しい気付きがたくさん。


牛丼ひとつをタワーマンションの上層階へお届けした時は、500円のチップをいただき、牛丼一杯に1500円くらいお支払いしたであろうあの人はどんな暮らしをしているんだろう、とか、コンビニからポカリスウェットやプリンを置き配(対面せずに玄関前に配達すること)で注文した方は療養中なのかな、とか、妄想しながらペダルを漕ぐ、漕ぐ・・・


真夏の暑い時間帯は避け、真冬の寒い時間帯は避け、雨の日はお休み、という本来需要が高い稼ぎ時に稼働しない、自分に甘い配達員だけど、シフトもなく、スタートも休憩も終了も自分のペースで、という自由度の高い働き方は副業としては最高。昨年4月~12月、月に80~100配達くらいを行って、年収は1割増、体重は1割減となった。良いことづくめ!

今まで目を通すこともなかった源泉徴収票を手に初の確定申告も準備中。これも次回記事に。


いまや街にあふれているフードデリバリー配達員、9割以上が男性の印象だけど、ねこしばさんの新刊「主婦のフードデリバリーってどうやるの?」に私も登場させてもらっています。女性配達員もっと増えるといいな。


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