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【銭湯めぐり(未遂) 京極湯@豊岡市】再訪を誓う旅銭湯

【銭湯めぐり(未遂) 京極湯@豊岡市】

今週末は、空路で兵庫県豊岡市へ。羽田から伊丹で乗り換えて、約2時間。鉄路だと京都からも新大阪からも3時間ほどかかるという新宮くらいの陸の孤島(地元の方談)。伊丹からはエアコミューターで、ちょっとドキドキ。ただ普段見ない神戸・淡路島の上空からの絵を見られて感激。

伊丹から但馬へ


コウノトリ但馬空港



とある学会に10年ほど前から所属していながら会費だけ納めて一度も参加せずということだったのを、一念発起して初参加。今回は職場の別の所属から、業務絡みで公式に初参加ということで、たまたまではあるが、いい機会に。

23区と同じ位の面積に8万弱の人口という豊岡。城崎温泉には来たことあるけどなあというのが関西人の標準形と思われるが、今はなかなか面白いことになっている。

3年前にできた #芸術文化観光専門職大学 (CAT)(学会会場もここ)を核に、10〜20年かけて、仏アヴィニヨンをモデルに世界的な演劇祭の街に変えようとしているとは、平田オリザ学長の談。85%が女子学生の大学は、全国から集まっていて、このご時世に平均倍率5倍の人気。城崎温泉でのインターンなどを経験し、航空会社や旅行代理店ではなく、地元に定着してもらうことも狙っているよう。自分の初海外生活は、1997年夏1ヶ月のエディンバラ・フェスティバルからなので、仰っていることの大きさは良く理解。これからも紆余曲折ありそうだが、注目しておきたい。

意外な発見満載



それはさておき、旅ランならぬ旅銭湯をしようと画策して、宿から徒歩10分ほど歩いたところの激シブ昭和レトロの銭湯 #京極湯 に行こうとしたのだが、日曜定休なのに土曜もお休み…悲しく入湯未遂。これは神さんからのまた来いよというメッセージと理解。

職場に豊岡市出身の若手がいて、どうやら人口比でスナックが多い街のよう。これは夜に挽回と思い、懇親会後にふらふらと、こだわりの日本酒バー #酒楽bar呑米 に潜入。3年前にオープンしたとのことだ(大学効果か)が、兵庫県内の蔵の日本酒がメインのバー。一軒目と被らなさそうなラインナップに努めているとのこと。昨晩も、神戸市東灘区御影の泉酒造さんという初耳の蔵のロック専用酒「ロックマ」とか、いろいろ変わったお酒をいただく。以前姫路駅そばの日本酒のボトルが壁一面に並んだお店に行ったことを思い出すが、ここはよりスナック風で、かつ、CATの女子学生が接客しているという、近くにあれば通ってるのにな的お店であった。

兵庫県シバリの日本酒bar


ロックマちゃん



今回の旅のお供は「教養としての生成AI」と「ビギナーズクラシックス 万葉集」笑。前者は、活用実例が豊富であり、その本自体をGPT-4を大胆に使用してわずか10時間で初稿を書き上げるなど、実践にも直結。活用法の中にも、外国語の文章への日本語での質問、本の下書きなど、試したくなる実例あり。AIは知性のある存在と考えてはならず、思想を移す鏡にすぎないとしながらも、人間の知性は無価値化され、求められるのは、創造性や、真心と思いやりだとする。知性は知識の塊から偶然得られるひらめきだと考えれば、AIには膨大な知識の塊を生み出す力があるため、活用しない手はないということと理解。

万葉集は正岡子規が古今集以来の伝統的和歌よりも万葉を重んじてたなとか俄かプチ知識しかないものの、やはり近畿に戻った時に鑑賞したいなという想い。

今日は市内のジムで旅スイム予定。海外にいた時はほとんどの旅行先のホテルにプールがあったのでいつも泳いでいたが、日本は見つけるのが難しい。ただ来週レースなので、欠かす訳にもいかないなと。

※2023年9月の訪問です。

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