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【銭湯めぐり60 辰巳湯@清澄白河】老壮青とも大満足の機能的で寛げる銭湯
【銭湯めぐり60 辰巳湯@清澄白河】
朝方の雨が止んだので、江東区まで少し遠出して、土日は11時から開いている #辰巳湯 までランで行くことに。
これが最短距離をとると、なかなかいいルート。渋谷の道玄坂を下って、渋谷駅前交差点を人混みをかき分けながら通り抜けた後は、青山通りの広い歩道を赤坂御用地を横目に見ながら颯爽と(?)走り、三宅坂から皇居外苑まで皇居ランナーと共に抜けて、最後は永代橋を渡る際に、左にスカイツリー、右に佃島のマンション群というコース。おススメです。
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辰巳湯は、ビル銭湯ながら、リニューアル時に極めて上手く設計された銭湯。入口の扉を開けると、すぐ脱衣所になっているが、それが中を広く感じさせる要因。脱衣所にソファ、漫画の書棚や大画面テレビもあり、サウナーがととのいながらくつろげる感じ(自分はやらないが)。
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浴室も、正面の上が採光部になっており、明るい印象で、真ん中に配置された浴槽が大きく、ゆったりできる。ジェット、バイブラ以外の通常部分にかなり余裕がある。シャワーも固定式ではなく、石鹸・シャンプーも泡式のものを沢山配置。
一点面白みを感じたのが、露天風呂の入口の幅の狭さと露天風呂自体の和のテイスト。勝手な妄想だが、露天風呂を茶室に見立てて、入口を、低くはないものの茶室の躙口に似せたものかもしれない。冷気をできるだけ入れないという実用性もあるだろうが。
浴後は、お目当ての店が閉まっていたり、目に付いた店はおしゃれすぎたり、なかなか落ち着けなかったが、結局 #泰山 と言う町中華とガチ中華の中間的な店に。店員は中国系の方だが、メニューは折衷的。イカゲソフライと焼き餃子でスーパードライ中瓶をいただく。イカゲソが細パリで、ちょい味濃いめで、ラン後にはとても美味かった。
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飲食共に軽めに抑えて、 #深川江戸資料館 へ。北区に行った時も思ったが、23区の博物館系はかなり充実している。色々気になるが、活用させてもらっている身として、それ以上は申すまい。江戸期の深川の暮らしが建物、舟や屋台の実物大展示で理解できる。外国人や子供の客も多く、単なる紙の資料展示よりよほど印象に残るだろう。天ぷらやそばの屋台では、子供達がリアルお店屋さんごっこをやりだして、ついにシャッターチャンスを逃してしまった。
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最後に、もう一軒と思い、ふらふら散策したが、深川めし系のお目当ての店はClosed。外見が良さそうな #dragonflybeerhall へ。音楽や内装のセンスもかなりいい感じで、tapに4種のビールがあるとのことで、うち一種がスコットランドのIPAだったので、迷わずチョイス。
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E.H.カーの名著「危機の二十年」を読みつつ、ゆっくりいい時間を過ごしていたが、フランス居住歴があり超早口の女性店主と、実業家らしき男性客2人組のトークが少々ややこしくなってきたため、早めに退散。お会計はパイントグラス1杯で2310円也と、円安なり何なり、難しい時代になったなあとしばし嘆息。
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