教養は意外と安い
久しぶりに本を買った。元々文章を読むのは嫌いではなかった(小学生でハリーポッターを読破する読書自信ニキだったので)が、液晶画面の見すぎで目が疲れているのと「紙媒体の本を読む」という行為自体に何かしらのQOL向上効果があると信じて、本を買ってみたのだ。
ちなみに小説とか物語系はすごく好きなんですがそれ以外はてんでダメで、小学生の時親が買い与えたガンジーとアインシュタインの伝記は今も実家の勉強机の隅に眠っているし、大4の時卒論が手につかなすぎて買った、「すぐやる人、やらない人」という本は今はもうどこにあるのかも分からない。
自己啓発本もあまり読まない。自分の機嫌は自分でとるし、俺は自分の意識はそこまで高くなくていいと思っているので、自己啓発の有難い話を読んだところであまり響かない気がしているからだ。まあ、最近のSNSのクソ薄っぺらい御託を並べる意識高い系アカウントよりかは、いささか役に立つのかもしれんが。
どうせ買うなら、ジャンルは少しバラけさせようと、お仕事小説系、感動人情系、サスペンス系、恋愛系と4冊買った。3冊まで凄いスラスラと読みたい本が見つかったのに、恋愛小説だけ異常に時間がかかってしまい30分くらいあらすじとにらめっこしていた。
これは、おしこり申す時にすこなビデオがなかなか見つからず時間がかかってしまう現象と似ている。変なところで変な共通点を見つけてしまった。
まあでも、そういう時こそフィニッシュが気持ちいいから、この小説にも期待大である。
一通り選び終わったのでレジへ向かう。会計3000円ほど。文庫本なら新品でも600円そこそこ。BOOKOFFとか行けばワンコイン以内で買える。下手に飲み会するより本買った方が何万倍も有意義やん!!!と思ってしまうくらい安かった。
こないだの相席屋で消えていった諭吉のことを想いながら会計を済ませた。ていうかなんで俺は会話もロクに出来ねえし愛想もねえクソ女に金払わんといかんのじゃ!!!死ね!!!!
あと一緒に行ってくれた先輩、酔ってたからあんま覚えてないかもしれないんすけど、あの店のお会計僕が立て替えたんですけど…アッまた次行った時ですか…?
アアッハイ…了解ス……マタ…オナシャス。。。。
おいクソ女!金返せよ!!そんで死ね!!!!!
別に飲み歩いて女の子口説きまくるのが悪いことだと思ってないし、そういう行動が時に大事だしそうでもしないとこんなやつに彼女なんか出来るわけないだろお前はこんなウダウダ文章打ってないでそれをしろっていうのは一旦置いておいて、
たまには紙の本を買って、ボロい喫茶店でタバコを吸いながら小説読むのもまたオツなもんじゃないですかという話でした。
というか最近のトレンドがずっとfromTiktokなんですけど!みんなのTiktokに対する信頼がアツすぎる。
でもあのインターネットのドロドロを炭酸で割って飲みやすくしたようなSNS、その名もツイッターが、俺は、好きだよ。
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