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どこまでも正常な夜

あぁ、ぐちゃぐちゃに混ざりあいたい。
わたしとあなた、ひとつのカラダで。


わたしが眠る時はあなたが、あなたが眠る時はわたしが


を、手足を、唇を、声を、操るのよ。
きっと、”二重人格“というのでしょう。


本当にそうなりたいと願っているのに、そんな事は起こらない。
わたしはわたし、あなたはあなたで存在している。


どこまでも正常な夜ね。

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