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しのびんの旅日記【12-1】~我が町春日部サイクリング編~

12月8日の日曜日は風も無く穏やかな1日でしたね!
絶好のサイクリング日和!
次男の野球部の試合が同じ春日部市内の武里中学校でありますので
自転車で向かって見ましょうか。

距離にして5.5km。タイトル写真のママチャリ利用ですからね。
30分くらいの行程でしょうかね!

出発後早速見つけましたよ。
自転車だからこそ見つかる様々な史跡。

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こちら。
こういう祠(ほこら)的なのをこの辺ではよく見かけますね。「大杉観音」と読めますがその他は風化してしまってよく読めません。地元の方がよく手入れをされていますね。「大杉観音」についてはググっても調べがつきませんでした!今度地元の方に聞いてみましょうかね・・・・

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しばらく道を進みますとやはり祠が。こちらは地蔵尊ですね。

こういう祠が並んでいると言うことは、かなりの昔からこの道が人々が行き交う主要な道であった事を示していますね! 感慨深い!!

そして今回の最大のハイライトはこちら!
『備後の丸彫庚申塔』です。旧日光街道(国道4号線)の一ノ割駅入口辺りから武里駅方面に向かう細道の途中にあります。

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説明としては書いてある通りですが「三尸の虫(さんしのむし)」なんて知りませんでしたね。それを本当に信じて集落の皆さんで寝ないように徹夜をする。面白い習慣ですね!

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全体像としてはこんな感じ。勇ましい姿です。「青面金剛(しょうめんこんごう)」と言う尊像です。

真言は『おん でいば やきしゃ ばんだ ばんだ かかかか そわか』
なんだか勇ましいですね!!

この「青面金剛」はこの辺りでよく見かけますので、頭の片隅においといてくださいね。

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台座の部分には建立に関わった方のお名前が見えます。周辺の大きな地主さんの苗字が多く見られました。

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青面金剛は邪鬼を踏みつけてますね!
僕らがよく見る「邪鬼踏みつけ」と言えば、持国天(東)、増長天(南)、広目天(西)、多聞天(北)の四天王ですよね!

恐らくこの仏教の影響と民間信仰が結びついて出来上がった尊像なのでしょうね。

そして前回の道標(みちしるべ)にもありました
「見ざる言わざる聞かざる」の姿が!!
猿田彦とは関係ないですが何故に??

調べてみると「見ざる言わざる聞かざる」を「三猿」と言い、青面金剛の足元に配置される事が多いらしいです。知らなかった!

都の西北大学第一文学部日本史学科中退としては恥ずかしい限り・・・・

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金剛様は色んな物を持ってますね。人々の平和に対する強い想いを感じますね。

???よく見ると左手は女の人の髪の毛をつかんでないかい????

そして頭には大蛇がとぐろを巻いている。そして・・・・・

首にどくろの首飾りをかけている所なんか、僕の大好きなヘビーメタルの思想とも相通ずる所がありますね!!!

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さてさて、余り遅くなると試合が終わっちまいます。どんどん進みましょうかね。

!!!!
思い出しました。この辺りと言えば「勝林寺」さんが有名。
インスタや他のSNSを賑わしてましたよね!早速寄ってみましょう。

「勝林寺」さんの何がすごいかと言うと、よく手入れされた庭木なんです。この時期だと紅葉ですよね。

ご覧ください!

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写真が下手でごめんなさいね!
「#勝林寺」で検索してみてください。素晴らしい写真が見つかると思います。
もうすぐ時期も終わっちゃうかもですから、お好きな方は急いで勝林寺へGO!!

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さて武里中学校に着きました!!

おや??

試合終了ですね!!遅かった!!

次回は帰路の旅をお伝えしますね!

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