かなえたい夢
実家にいた頃、わたしはよく泣いていた。3日に一度は泣いていたように思う。
なぜそんなに頻繁に泣いていたのかというと、生きるのがつらかったからだ。家にも学校にも居場所がなかった。
生きるのがつらすぎて、何も感じないように感じないように、感覚を殺しながら暮らしていた。
おかげでわたしの反応は鈍かった。喜怒哀楽も薄かったように思う。
殺している心は時々悲鳴をあげた。それが苦しくて苦しくて、その度にまた心を殺しながら泣いていた。
親がちっともわたしのことを理解しようとせず、成績しか見ず、見守るどころか過干渉で否定しかしないのも苦しくて、自室にこもって猫を抱きしめて泣いていた。
飼っている猫と数人の友人だけが信頼できた。
大人なんて誰も信用できないと、疑ってかかっていたと思う。
「とにかくここ(田舎)から出たい」とずっと思っていた。
親とは絶縁していた時期もあった。
親子関係が改善されたいまでもわたしは、帰省しても一泊二日しかしない。
家にいると息が詰まりそうになるし、親から言われることを思うと、死にたくなるので、長居はしないのだ。
でも、帰れるようになっただけでありがたい。
親と絶縁してた時は、こんな日が来るなんて思っていなかった。
もうあの人たちとは一生涯、連絡は取らないだろうと思っていた。
そういう女の子は、いまでもいると思う。
夜の渋谷や新宿を歩いていると、そういう、行き場のなさそうな女の子を見かけたりする。
声をかけて必要な機関に繋いだほうがいいのかな、と迷ったりする。
けれど勇気のないわたしはたいていは声なんかかけられず、いつも遠くから見ているだけだ。
あの頃のわたしをいつか助けたい。
そのために、わたしは行動したい。
そのためのメディア「それいゆ」を作ろうと思った。
読書会とジャーナリングを軸に、「思考する」ことを行なってもらいます。
向上したいみんなで
視野を広くしていき、
得意分野を持ち、
自分を知って、自分を好きになるメディアです。
まだ準備しているだけで、スタートダッシュさえ切れないけれど、できることからしていきたい。
メディアを作るのには、お金も時間もかかってしまう。
noteに書くことも、できることのひとつ。
だから、時間を見つけてここに綴っていきます。
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