見出し画像

「授業で全然知らない子を大声で応援してたり…」大阪育ちの"ナチュラルガール”畠中夢叶、リーズンルッカに初登場!明るくお喋り好きな性格はすでにバラエティ向き

石原さとみ、綾瀬はるか……次世代スターの登竜門とも言える「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で、準グランプリを受賞した畠中夢叶(ゆめか)がリーズンルッカに初登場。今年3月に高校を卒業したばかりで、5月に『ABEMAスポーツタイム』でテレビ初出演を飾ったという、初々しさしかない“ゆめてぃ”(※本人推奨のニックネーム)の真っ直ぐな人となりをお届けする。

■受験勉強を忘れるためにオーディションを受けた結果…

ーーよろしくお願いいたします。インタビュー、はじめてですか?
 
「はい、はじめてです!なので、変なことを言ったら(両手でピースサインをして)チョキチョキっとカットしてください……」
 
ーーわかりました(笑)。つい先日、ABEMAのスポーツ番組に出ているのを拝見しましたよ。
 
「そうなんです。​​もともとハードル走をやっていて、スポーツと縁があるっていうことで……その前は走り高跳びを2ヶ月だけやっていたんですけど、やめた理由がマットのないところに手から着地してしまって、腕の靭帯を痛めたっていうドジ(笑)」
 
ーーそんなトラウマな出来事が。もちろんこれは聞いていかなきゃなと思うんですが、なぜ芸能界に入ろうと?
 
「もともと興味はあったんですけど、本当に『芸能事務所のオーディションを受けよう!』と思ったのが18歳だったんです。それまではアナウンサーになろうと、大学受験の勉強をしていたんですが、正直結構キツくて……。現実逃避じゃないけど、いま受けるだけ受けてみようと、親を説得したという感じです」
 
ーーなるほど。ただ、18歳で受けるのはちょっと遅いイメージがあります。
 
「まさにそうで、多くのところが年齢制限に引っかかっていたんですけど、 『ホリプロタレントスカウトキャラバン2023』は高校1年生~満24歳までだったし、地元の大阪で一次審査をしていたので、受けてみようと。実はその募集を知ったのが、、オリックスの宮城大弥投手の妹さんの宮城弥生さんがホリプロに入ったという記事を見て、オフィシャルサイトに飛んだらちょうど応募リンクがあったんです」

■テレビのおかげでネガティブな気持ちを忘れることができた

ーーさきほど「アナウンサーになろうとした」と話していましたが、表に出て何かをしたいっていう思いがあったんですかね?
 
「高校に入ったとき、周りの子が将来どこどこの会社に行きたいとか、CA(キャビン・アテンダント)になりたいとか、結構具体的な目標がある中で、私はいろんな職業を調べてもピンとこなくて、唯一しっくりきたのが“カメラの前に立つお仕事”だったんです。それで、高3のタイミングでスポーツキャスターをやられている(宮城)弥生さんを見つけて、『こういう仕事もあるんだ!』って憧れが出てきて。それと……」
 
ーーそれと?
 
「私、学校行くと気疲れしちゃうタイプで、登校した次の日に学校に行けないとかが結構あって、罪悪感を感じていたんです。そんなとき、テレビを付けっぱなしにしてダラダラ見ていると、嫌な感情を忘れることができたんですよね。私も、同じ境遇の人に、テレビに出ている姿を見てもらって、ちょっとでも嫌なことを忘れてもらえたら嬉しいなと思ったのも、この世界を志望した理由のひとつです」
 
ーー特定の好きな番組とかはあったんですか?
 
「『この番組が見たい!』というよりは、ドラマもバラエティも、いろんなジャンルをまんべんなく毎週録画して見ていました。スカウトキャラバンって結構女優志望の人が受けるっていうイメージが強くて、私もそうなるのかなと思っていたんですけど、オーディションのときに『バラエティ番組が向いてると思うよ』って言っていただけたので、それはすごく嬉しかったですね」
 
ーーバラエティで活躍することが目指すタレント像だったんでしょうか。
 
「もちろんバラエティ番組には出てみたいなという思いもあったんですが、オーディション中に『回し役できるね』とか『お話が上手だね』とか褒めていただいて、どんどんその気になっていきました(笑)。いま、私のマネージャーさんが、井森美幸さんとか丸山桂里奈さんのマネージャーをされている方なので、そういった意味でも安心感がありますし、将来的にはMCができるタレントになりたいなとは思っています」

■上京して2日で関西弁が抜けた

ーーとは言いつつ、初インタビューでこんな喋れる人もなかなかいないと思います。
 
「本当ですか!まだ言葉に詰まるような質問が来てないからですよ(笑)」
 
ーーちなみに周りの友人は、畠中さんのことをどう見ているんですか。
 
「“声が大きい”って言われます(笑)。高校生のとき、バスケの授業で1人だけ『頑張れ!』と大声で叫んでるタイプで、それも全然知らない子を応援してたりするんです。しかも、身振り手振りつけながらやってたので、『恥ずかしいからやめてよ』ってよく言われてました」
 
ーーいわゆる”陽キャ”なんですかね。
 
「明るいとは言われますけど、根っから明るいわけじゃなく、友達と楽しく会話したいなと意識的に明るく振舞ってたら、それが定着してきた……っていう感じですかね。いま大学生なんですが、周りの友達も明るい子が集まっています」
 
ーーちなみに大阪のご出身じゃないですか。関西弁は出ますか?
 
「こっちに来て2日ぐらいで出なくなりました。ドラマとかずっと見てたのが大きいのかもしれないです。大阪の友達からは、『染まらずにずっと使っていけよ』って言われてたんですけど……いま標準語めちゃくちゃ喋ってます(笑)」
 
ーーバラエティでも適応能力を発揮していけそうですね。
 
「だといいんですけど。いま課題にしているのはとりあえず“トーク力”ですね。ABEMAの番組でもアシストのおかげでなんとかなったので……。基本お喋りが好きなので、楽しく仕事していけたら嬉しいです!」

【リーズンルッカ’s EYE】畠中夢叶を深く知るためのQ&A

Q. いまハマってることって何ですか?

A.趣味を探しているところではあるんですけど、サッカーは好きです。ただ、日本代表の試合を見てファンになったので、Jリーグのことがわからなくて、これからエピソードトークを振られても困らないように、どのチームを好きになろうかなと考えているところです。それこそ、野球も最近マネージャーさんにおすすめしてもらって、オリックスを推されているところです。友達にもオリックスファンがいて、その子は『顔から入りなよ!』って言うんですけど、それがなかなか難しくて……私はプレーから入ろうと思います(笑)

<編集後記>

ホリプロスカウトキャラバン受賞からまだ間もないだけあり、タレントっぽさはなく、“とにかく接しやすい明るい子”という印象の畠中さん。だが、したたかに、戦略的にという様相は一切なく、今後もいい意味で“普通の子感”を保ったままテレビに羽ばたいていくのだろう。もしオリックスを好きになっていくのであれば、安達了一(渋い枠)、横山聖哉(有望枠)を推してもらいつつ、京セラドーム大阪で始球式をするまでになってもらいたい。

<撮影の様子はこちら!>

<マネージャー談>

いつも明るく元気なゆめてぃですが、「陽キャ」とか「人見知りしない子」と言うと全力で否定します。どうやら人見知りがバレないようにとにかく喋っているそうです。初対面であればより喋りまくる子なので、今回のライターさんと初対面だったのが伝わるかと思います(笑)
写真を撮られるのが苦手な子でもあり、よくカメラを向けられると笑顔でもなく真顔でもない絶妙な顔になるのですが、今回のカメラマンさんが隙を突いてシャッターを切ってくださったので、かなり自然体な良い写真が撮れていると思いました!

【プロフィール】
畠中夢叶(はたなかゆめか)
2005年8月13日生まれ。大阪府出身。「ホリプロタレントスカウトキャラバン2023」で準グランプリを獲得し、デビュー。現在は都内の大学に在学中。趣味は絵を描くこと。特技は毛筆、硬筆。
Instagram
TikTok

取材・文/東田俊介
撮影/溝口裕也
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?