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謎の17歳現役JKが“鈴原すず”としてデビュー!特技は百人一首、夢はカバーガール大賞

“芸名募集中”として話題を呼んだ“謎の17歳現役JK”が、1月30日発売のヤングマガジンでついに芸能&グラビアデビュー。気になるその芸名は“鈴原すず”に決定した。夢は憧れのグラビア女王・沢口愛華も受賞したカバーガール大賞をゲットすること。「常に1位を目指す」という鈴原が口にする“夢を叶える秘訣”とは?

■グラビアの難しさと奥深さを実感

時間をかけながら深く考えてポツリ。「…まだ信じられない気持ちです」。念願のグラビア&芸能デビューの感想を尋ねたときの鈴原のリアクションは、まさに「初々しい」という形容そのもの。それと同時に、黙考しながら自分の中にある素直な言葉を正確に選ぼうとする様子は、今時の女子高生のノリとは違う大人びた空気すら漂う。
 
デビューした喜び以上に鈴原の胸の内にあるのは「悔しい」という感情だ。「グラビア撮影は楽しかったけれど、緊張の方が勝りました。自分のカメラ写りをしっかりと考えきれず…。誌面に載った写真の自分の表情を見て思ったのは“まだまだ微妙”でした」と反省する。自己評価が厳しいのは、自身も筋金入りのグラビア好きだから。たとえ被写体が自分であっても、その写真をグラビアファンの目線で厳しくジャッジしてしまう。
 
とはいえ、自分でやってみて初めて理解した学びもある。「グラビアアイドルさんの写真や動画を沢山見ていた経験から、見せ方を知っていたつもりですが、いざ実践となると緊張からかその経験を活かすことができませんでした。実際にやってみて、グラビアの難しさと奥深さを実感しました」とどこまでもストイックだ。

■顔の見せ方も胸の見せ方もまだまだ

確かに自分でもストイックな人間だと思う。曰く「性格としては昔から負けず嫌い。常に1位や優勝を目指してきた」といい「私がデビューした回の『ヤングマガジン』で表紙を飾った冴木柚葉さんは私と同じ初登場。初登場で初表紙と聞いたときに“負けた…”と思った」と悔しがるが、その向上心と競争心は芸能界をサバイブする上での強い武器になりそう。
 
家族もその闘争心を掻き立ててくれる存在だ。「家族もグラビア好きなので写真写りに関しては厳しい目で見ます。デビューグラビアに関して『顔の見せ方も胸の見せ方もまだまだ』とダメ出しをされましたし、『表紙になるまでは買わない』とも言われました。その厳しさが自分のモチベーションに繋がる」とタフな精神を育んでくれる。
 
鈴原がグラビアに興味を持ったのは、中学1年生の頃「ミスマガジン2018」の沢口愛華に一目ぼれしたことがきっかけ。そのキュートさに胸を打ちぬかれて以来、熱烈な沢口推し。17年間生きてきた中で一番嬉しかった出来事は「私のデビューに沢口さんがSNSで反応をしてくれたこと」と声を弾ませる。鈴原のSNSのフォロワーは沢口ファンから流れてきたユーザーも多いそうで「今のフォロワーの半分は私が憧れる沢口さんの紹介のおかげです。私も沢口さんのファンを何年もやっていたので、沢口さんを一緒に応援していた人が私のことを応援してくれるなんて…。不思議な感覚で凄い状況」と驚いている。
 
グラビアアイドルとしての目標は「様々な雑誌の表紙を飾りたい!」と意気込み「サッカーも好きなので、サッカー関連のお仕事をしたいです。演技のお仕事にも興味があるので、基礎から学んでしっかりと演じることができるようになったら本格的に取り組みたい」と具体的かつ堅実にチャレンジしたいことを挙げる。

【リーズンルッカ’s EYE】鈴原すずを深く知るためのQ&A

Q.夢を叶える秘訣は何だと思いますか?

夢を叶える秘訣は、自分でこうだと決めたらそこから逃げないことだと思います。いくら頑張っても夢が叶わないことはありますが、それでもなお諦めずに逃げない。その精神が大事だと思います。

Q.特技に百人一首と書かれていますね?

きっかけは小学校のときに読んだ漫画『ちはやふる』です。百人一首は記憶と瞬発力の勝負なので、競技中に自分の記憶力に負荷がかかる感じがとても好きです。小学校と中学校の大会で圧勝した経験も嬉しくて、そこからどんどんハマっていきました。

Q.百人一首能力が日常生活で活きたことはありますか?

学校での小テストのときに、ほかの子はテストの前日に頑張って復習をしたりしますが、私は試験の範囲をその場でパッと見るだけで記憶することができます。些細なことかもしれませんが、百人一首で培った暗記力は学業で役立っていると思います。

Q.一日の中で幸福を感じる時間はありますか?

沢口さんのグラビア動画を見ながらご飯を食べる時間が一日の中での癒し時間です。自宅では夜ご飯を食べながら見たりして、最初は家族も『え…』と引いていましたが、だんだん見慣れた風景のようになって今では何も言われません(笑)。

<編集後記>

か弱そうな声と口数の少なそうな雰囲気とは裏腹に、鈴原さんの語る言葉やエピソードはあまりにもしっかりとしていて興味深く、あっという間に取材時間は終了。あどけない表情の裏に隠された“何か”が、鈴原さんのグラビア写真からも実は漂っていて、読者の「もっと見たい」「もっと知りたい」という飢餓感を潜在的に煽るのではないかと思いました。目標である表紙を飾る夢は、案外早く実現できそうです。

<マネージャー談>

マネージャーの勘でしかありませんが、出会って30分、彼女に魅了され、スター性を感じました。
ビジュアル、スタイルの良さに加えて、内面の魅力があります。
真面目で気品溢れる女性、そして丁寧な言葉使い、時より人を緊張させる空気感が、大物感漂う女子高生です。

【プロフィール】
鈴原すず(すずはらすず)
2005年9月4日生まれ。高校2年生。中1からグラビア鑑賞を始め、特に好きなグラビアアイドルは沢口愛華。食べることが好き。趣味は、アニメ鑑賞や、漫画鑑賞(特にサッカー漫画)。特技は書道、柔軟。1月30日発売、「ヤングマガジン」にてデビュー。2月6日に「週刊プレイボーイ」が発売。
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取材・文/石井隼人
写真/持田薫

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