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#音楽

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主に#音楽(プレイリスト)についてを紐解くマガジン
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記事一覧

俳優・平方元基「自分を知りたくて受けた」ハリー・ポッター役と、ファンと作るビルボードライブへの思い

2011年にミュージカルデビューをして以降、大作に次々と出演し続けている俳優・平方元基。 4月にはビルボードライブにて「GENKI HIRAKATA Billboard Live 2024~YOKOHAMA~」の開催を、7月からは舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にて新ハリー・ポッター役を演じることを控えている。 平方のこれまでのキャリアを振り返っても、2024年は節目の年となりそうな印象。2つの舞台を控える彼の現在地を探った。 ■「何をやってるんだろう」と思うも歌

昭和歌謡を愛する“平成生まれ女子”が集結 カセットガール、野望はでっかく「海外でライブしたい!」

近年、Z世代の間で「昭和歌謡」の人気が高まっている。ショート動画をはじめとするSNSなどで、当時の名曲に触れ、「初めて聴くのにホッとする」「メロディの耳残りがいい」と、身近になっているようだ。 そんな中、歌唱力に定評があり、昭和歌謡を愛するホリプロ所属のタレントたちで結成されたユニット「カセットガール」が誕生。レギュラー出演する『GINZA CASSETTE SONG』(BS-TBS)や、EPOのヒット曲をカバーした「土曜の夜はパラダイス」のリリースなど、現在精力的に活動

“飛躍”をテーマにしたアルバムが完成!Liyuuが描く、自由な未来予想図とは?

上海出身の歌手で、「Liella!」のメンバーとしても活躍するLiyuu(リーユウ)が、2年ぶりとなる2ndフルアルバム『Soaring_Heart』をリリース。コロナ禍を乗り越え、さらなる飛躍を掲げた彼女の変化と現状を聞く。 ■2ndアルバムで伝えたかった“変化”「より広い世界へ飛び出していきたい! という気持ちが、今はすごく強いです」 2020年にソロデビューを果たし、2021年からは日本での活動を本格化させた上海出身の歌手Liyuu(リーユウ)。ソロデビューと同年

【イベントレポート】歌あり、ダンスあり、コントあり!? HORIPRO ACTORS LIVE 〜Episode 3 〜

ホリプロ所属若手俳優らによるスペシャルイベントもついに第3回目を迎え、場所はZepp DiverCityに! 新たなメンバーも加わってさらにパワーアップしたイベント(昼公演)の様子をお届け! [出演者] 石原颯也、絃瀬聡一、皆藤空良、樫尾篤紀、金子隼也、小西詠斗、駒木根葵汰、島村龍乃介、パース・ナクン、橘優輝、樋口幸平、日向亘、WATWING(髙橋颯、福澤希空、桑山隆太、八村倫太郎、鈴木曉、古幡亮、) ■リハーサルからハイテンション!オープニングアクトではWATWING

WATWING、デビューからこれまでの「メンバーの変化」を語り合う“ぶっちゃけインタビュー” 武道館ライブに向けては「ツアー以上にパワーアップしている」

ホリプロ所属の6人組ボーイバンド・WATWING(ワトウィン)。2023年は、メジャーファーストアルバム『Where』のリリース、そして9都市を巡る全国ツアーに、メンバーの八村倫太郎がTBS系10月期火曜ドラマ『君の花になる』に出演するなど、成長が目立った年となった。 そして2024年2月、日本武道館にて初の単独公演が決定。真価が問われる大舞台を前に、現在の心境を含め、結成以来、メンバーがどう変わっていったのか互いに分析してもらった。 ■初の武道館の舞台へ…一人を除くー

「10頭身」抜群のスタイルを誇る台湾出身のマルチリンガル歌手Teresa、ふたたび日本に凱旋!

東方Project公認二次創作スマートフォンゲーム『東方Lostword』の世界観を詰め込んだ歌詞と描き下ろしイラストを使用したMVを制作する『東方ボーカルアレンジ曲 MVプロジェクト』。相川七瀬、影山ヒロノブ、田原俊彦、及川光博など、これまで多くの豪華アーティストが名を連ねてきたこのプロジェクトに、台湾・新竹(シンジュー)出身の歌手・女優、Teresaが参加することが決定した。 主に台湾・中華圏で活躍するTeresaは、 数々のCMやドラマ、 ファッション雑誌に出演。2

アーティスト・声優の山崎エリイ、「最大露出」の衣装でキュートさ全開!考え抜かれた曲構成が印象的だった初の”夏ワンマン”

午前中から35℃以上を記録するなど、1週間連続の猛暑日となった7月30日の東京都心。ありあまる熱気が渦巻く中、負けじとアツい空間が、お台場Zepp DiverCity(TOKYO)にあった。 アーティスト・声優、山崎エリイによる6度目のワンマンライブ『山崎エリイ 6th LIVE 2023 〜Bubble〜』。約1年半ぶりとなるワンマンは、ひさびさの「声出し解禁」ということも重なり、「気合がみなぎる」とも言って良い2部構成となった。そのうち、1部の模様をお伝えする。 ■明

【ライブレポート】yonige、チリビ、tricotらが渋谷で躍動 対バンイベント『Baby steps.』が提示した「音楽の本質的な楽しさ」

ホリプロとスペースシャワーTVの初となる主催イベント『Baby steps.』が7月1日に大阪、5日に東京で開催された。 「少しずつ1歩進む」というイベントタイトルには、音楽ファンが様々なアーティストと出会うきっかけになってほしいとの願いが込められている。今回、決定したのはChilli Beans.、tricot、yonigeの3組に加え、鈴木実貴子ズ、ロザリーナの計5組。バラエティに富んだ才能と出会えた2公演より、5日渋谷O-EASTの模様をレポートする。 ■「お客さ

家族が見てきた地元・横須賀での顔と挑戦と覚悟を持って立つ仕事の場所・東京の顔。両面を見せる八村倫太郎にとって初の写真集『record』が完成

2019年、大学2年生で飛び込んだ芸能界。大学を卒業し、音楽活動と役者としての活動に全てを傾けてきた2022年から大きく飛躍を見せてきた八村倫太郎が、自身初めての写真集『record』を発売する。自身を育くんできた地元・横須賀と東京での表情で彼のオンとオフの二面に迫る一冊について、そして声出しOKとなりますます盛り上がる音楽活動についても聞く。 ■2023年後半は熱い音楽活動が待っている!——昨年はダンスボーカルユニットWATWINGだけではなく、ドラマ「君の花になる」から

ロザリーナ、“2年ぶりの再会”にふさわしい会心の15曲ワンマンライブ『ロザパーリーナイト』レポート&終演後インタビュー

シンガーソングライター、ロザリーナが2年ぶりのワンマンライブ『ロザパーリーナイト』を、6月16日(金)渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催した。 2年の間に「声出し」が緩和され、CM、ドラマタイアップが決まるなど、着実に期待値が上がっている中でのライブは早々にチケットがソールドアウト。そんな状況を受けてのことなのか、本人も相当に緊張が高まっている様子だった。ライブ後のインタビューも合わせ、当日の模様をお伝えする。 ■開演前から外には人だかりが梅雨期ということも

Chilli Beans.、tricot、yonigeが東京・大阪で対バン決定!開催を前に「控えめな顔合わせ」の様子をお届け

ホリプロとスペースシャワーTVによる共同主催イベント『Baby steps.』が、7月1日に大阪・なんばHatch、7月5日に東京・Spotify O-EASTで開催される。 「ゆっくり1歩ずつ前進する」という意味を持つイベントタイトルには「音楽ファンが様々なアーティストと出会うきっかけの場所となり、それぞれの人生のBaby steps.となりますように」との願いが込められている。第1弾の出演アーティストにはChilli Beans.、tricot、yonigeと、ライブ

「THE カラオケ★バトル」“室蘭の歌姫” 竹野留里が歌手デビュー 作詞初挑戦の相棒は意外なグルメだった

“室蘭の歌姫”の相棒はシュークリームと油そばだった!?民謡日本一を4度獲得し、テレビ東京の『THE カラオケ★バトル』では2度の優勝を果たした“室蘭の歌姫”こと竹野留里が、first Single『四季花鳥/華つづり』をリリースした。作詞作業に約3か月かけたという力作の発売を「我が子が旅立っていくような感覚」で見守る初々しい竹野に単独インタビューを実施した。 ■作詞初挑戦の奮闘この日は奇しくもfirst Single発売日当日。SNSでは「カッコいい!」などと早速CDをゲッ

安藤裕子、歌手活動20年で感じた自身の成長「昔はインタビュー取材を受けている時にも泣いていました」

シンガー・ソングライターの安藤裕子が、デビュー20周年の記念日である7月9日(日)に東京・LINE CUBE SHIBUYAでワンマンライブ『安藤裕子 -20th anniversary- 我々色ノ街』を開催する。 これまでの活動の中で、彼女は数々のトピックスを生み出してきた。『のうぜんかつら(リプライズ)』のCMソング起用、TVアニメ『進撃の巨人』を始めとする数々のタイアップ、そして一時期の休養……自身は20年という数字を「『え、もうそんなに!?』っていう驚きが強い」と

「この3人だったら絶対にかっこいい音楽ができる」E.scene、平均年齢22歳の“若き才能たち”に初インタビュー

サブスク配信、オンラインライブなど、活動形態の自由度が年々高くなっている「音楽」の分野においては、拠点を都心にする意味も薄れてきている。慣れ親しんだ景色の中で活動していくことが、かえってアーティストに良いインスピレーションを与えることもあるだろう。 平均年齢22歳のスリーピースバンドE.sceneは、まさにそれを地で行くスタイルで、精力的に活動中。ドラムのYoshinaoとベースのCHIPPIが奏でるファンク、ネオソウル、ジャズを取り込んだサウンドに、ボーカル真琴の“コク