ジャンク(中古)PCのススメ

この度4月から新社会人となったので、2週間ぶりぐらい記事を書きます。すごくやっつけかもしれません(いつも通り)

近況としましては、気づいたらつべではガジェット系やジャンカーの動画ばっか見ています。最近だとヤフオクやイオシス、じゃんぱらなどのサイトをまた見るようになりました。
ここ最近ではあんまりPCを買っていないのですが、今週の月曜日にイオシスでLenovoのYOGA C630の未使用品のセールをやっていたので、即決で購入を決めてしまいましたので届いたら記事にしようと思ったのですが、かといってしばらく記事を書かないのも、そろそろnoteを始めてから1年経つのに記事のネタが無いというのもいかがなものかと思ったので(やる気の継続という面で)、無理やりネタを作っていくことにしました。

前置きが長くなってしまいましたが、今回は「中古/ジャンクPCを購入する上で留意すべき点」ということを私個人の観点から書いていこうと思います。主にヤフオクなどで購入する場合はこれが結構当てはまると思います…多分。

1. 動作未確認は要注意

これに関しては本当に注意すべき点です。動作未確認品は出品者が何かしらの理由によって、BIOS起動やUSBポート、ノートPCであればキーボードなどの動作確認ができなかったことを指します。ただこの動作未確認というのは、「出品者の主張によって左右される」点がどうしても博打になってしまうのです。

例えば、「適応するACアダプタが無いから動作確認できませんでした」みたいな表記をよく見かけると思います。これをそのまま受け取ることもできるんですが、逆に「(ACアダプタがあったけど)動作を確認できなかったけど動作未確認として売っている」という捉え方をすることもできます。もちろんこういった商品は基本安価であることが多いので、購入するのはある程度知識や経験を得たら検討しても良いと思います。大体PCの分解が必要になるという点は心得たほうが良いでしょう。

2. ノートPCの画面割れ

ノートPCの画面割れに関しては3パターンになります。1つ目は液晶を取り寄せて修理すること、2つ目は外部ディスプレイにつないでデスクトップPCのように使うこと、最後に運用せずにほかのパーツを別のジャンクPC用のパーツとすることに分かれます。この点を踏まえると画面割れのノートPCは、目的も無しに購入するのはやめたほうが良いでしょう。

3. ネジに関して

購入時に意外とネジのことはあまり考えない場合が多いと思います。まあ精密ドライバーを購入時することでネジの問題はほとんど解決するのですが…それと別にネジ山が滑ってしまったものは一気に分解の難易度が上がります。基本的に分解には全部のネジを外す必要があり、専用の器具を用いらなければならなくなります(輪ゴムを挟むと回るようになる?知らん)。

4.  通電する、水没歴がある、BIOSが起動するかどうかを必ず確認する

これに関しては1と似た部分があるのですが、商品の説明欄に通電はする、 BIOSが起動するかどうかを必ず見ておきましょう。通電に関してはそもそもマザボに電気が通らないということであるため、修理にははんだ付けなどの作業が必須ということになります。これとは別に水没歴があるかどうかも確認しておくと良いです。水没歴があるということは通電しない可能性が浮上してくるので、購入して通電しないといったケースを少なくすることができます。

BIOS確認できたという表記はもうほぼ動作しているといっても良いほどです。ここまで確認できたということは、ストレージとメモリさえ用意できればOSを入れるだけでPCとして使うことができます。


ここまでは商品の状態を見てきました。次にスペックなどの部分で選ぶポイントを書いていきたいと思います。

5. 最低でもCore iシリーズを選ぶ

今やCore iシリーズですらもう13年前から継続されて販売されているシリーズですので、安さを理由にCeleron(Pentium)やAtomなどを選択するメリットはそこまで無いと思われます。リース品が中古市場に出回る関係で、第2、3世代のCore iシリーズは結構安くなっていますので、それなりに使えるPCが欲しい場合はそこらへんを狙うと良いでしょう。

かといってCore iシリーズだからといって、性能が高いPCを得られるわけではありません。これは型番をよく見るとある程度性能を察することができます。それは型番の末尾のアルファベットを確認することです。ですがこの型番は増えすぎて明確にこういう基準であるということを書くことができないため、大雑把に説明することにします。

デスクトップPCであれば、性能が高い順にX→K→無印(i7-2600など)やF→S→Tとなっており、ノートPCでは性能が高い順にHQ(HK)→H、B→(M)→U→Yあたりになると思います。なのでCore i7と書かれていたとしても、それが高性能PCであるという保証は全くないわけです。ノート向けのCPUがかなり顕著で、Core i7-3610QMとCore i7-3537Uであればもちろん前者のほうが性能どころかコア数も多いです。またCore i5- 3230MとCore i7-3537Uを比較すると実はCore i5-3230Mのほうがわずかに性能が高いのです。なので安易にCore i7だからといって性能が高いと決めつけるのはやめたほうが良いです。

6. Ryzen以前のAMDは基本的に避ける

今や自作PCとしてかなりのシェアを誇るRyzenですが、Ryzen以前の商品は基本的に避けたほうが良いです。AMDは2012年から2017年まではデスクトップ向けだと高負荷に対して性能が悪く、ノート向けはローエンドしか無いと散々な時代だったわけです。無理に地雷を踏みにいく理由はあんまりないです。あ、あとRyzen以降の製品だとしてもAシリーズはローエンド向けの製品で、低価格帯にはAthlonがあるのであまり選択するメリットは無いです。

7. OSが入っていないは狙い目

これは結構有名な話で、OSが入っていないのでノークレームノーリターン(=いかなる責任を負いませんという定型文)の体を取るためにジャンクとして出品する出品者も良くいます。これは結構狙い目で、そういう表記をわざわざ明記するということはある程度の動作確認が済んでいる場合が多く(OSが入ってないという画面が確認ができる=通電およびBIOS確認まで動作が済んでいること、メモリが搭載されていることは最低限保証されます)、インストールする手順さえ用意することができるのであれば、実はお買い得と考えることができます。

まとめ

本当に久しぶりなので雑になりました。でも書いてあることは結構重要だと思うので、PCを中古/ジャンクで探す人はご参考までになればと思います。

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