「若手芸人のメモ帳大公開」#1 🌈アメトーーク!出演のハーフ芸人に訪れた余波…
どうもリロイ太郎です。
iPhoneのメモという標準装備のアプリなのだけれど、このアプリというかApple製品には一つの強みがある。
それは…
cloud機能だ。
なんだ、cloudかよって思ったそこのあなたに伝えたい。このcloud機能によって、最近になって驚いた事なのだけれど、僕のケータイには信じられない数のメモが残されていたことが分かった。
その数…
620件。
携帯を機種変しても、このcloudというオンライン上でデータを保存・管理する設定をしていると、引継ぎが楽にできる機能なのだけれど、620件となると驚き過ぎて頭を抱えた。
そこで、このnoteに若手芸人の僕がこれまでの人生でなんとなく使ってきた、メモアプリの痕跡をここで紹介することにしました。
自分でも覚えてない、あの頃の若手芸人に会いに行く旅。
はじまりはじまり〜
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てなわけで、まず記念すべき最古のメモは…
2013年7月10日15時25分
そのメモというのがコチラ…
これは…
僕の記憶が正しければ、
はじめてのアメトーーク出演後に用意したエピソード一覧だと思う。
芸歴1年目か2年目、デビューからわずかでまさかまさかのアメトーークに出演した。今考えるととんでもないことだし、その半年後の年末スペシャルにも出演することになるわけだけど、その話はまた別で。
はじめてのアメトーークは大反響で、あの頃劇場に出れば、ファンの人達が多すぎて歩けなくて、とりわけ3年先輩のアメリカ人ハーフのアントニーさんとブラジル人ハーフの行雄さんには数え切れないほどのファンが出来た。
テレビってのは本当にすごくて、一度のホームランはその後大量のヒットを要求される。デビューしたてで、まだ19歳の僕には人生経験もほとんどない。そんな中で毎日のように番組や取材などのアンケートが来て、エピソードを求められる日々。
足りない脳みそをフル回転させて、エピソードを捻り出す。
めちゃくちゃにキツかったけど、多少の盛りはご愛嬌的な思考で、思い出したエピソードをメモに書き溜めていたんだと思う。
この中で読者の人たちが1番気になるのはどれか分からないけど、僕の中で1番記憶にあるのは「カップヌードルのカレー味の話」と「JOYさんの話」だと思う。
カップヌードルのカレー味を買いに行ったら、帰り道で箸がないことに気がついてもらいに行ったら、店員のパキスタン人か何かの人に箸を渡すことを何故か躊躇されたって話。
なんてことないエピソードだけど、シワの浅い脳みそでフル回転すると…
カレーはインド人の人が食べるもの
↓
インドの人は手でカレーを食べる
↓
だからカレー味のヌードルは箸を使わない
↓
僕はインド人だと思われたんだ!
という図式になった。
よく出来た脳みそだと思う。
このエピソードを何回かアンケートに出したことはあるけど、採用されたのは1回あるかないかだった。収録とかで披露しても、そもそも発想の飛躍が少しあるのと、面白おかしく話したくても上手く話せないことも相まって、放送ではカットされた記憶。
2つ目のJOYさんの話。
JOYさんに初めて会ったのは、新宿の小劇場でだった。
これからハーフタレントとしてスターになろうという少年に、JOYさんは勇猛果敢にテレビで活躍する大先輩だった。
先輩のライブを見学に行ったら、先輩の友達だってことでJOYさんが来てたんだと思う。先輩の繋がりで初めての挨拶をさせてもらったんだけど、背は信じられないくらいに高いし、鼻も高いイケメン。
こりゃあ、無理だ。
と心の底から思ったのを今でも覚えてる。
この頃も今も、タレントってのはビデオレンタル屋さん(もうあんまりないかもだけど)に並んでるビデオテープみたいなものだと思ってる。
その中で今売り出し中や人気の作品は、オモテ表紙が見えるように置かれて、その他は小さな背表紙だけ見える。そして、それらは大きなジャンルの括りで分けられている。
僕とJOYさんでは、並べられ方が違うし、そもそもジャンル分けも違う気がしたんだ。今考えると、自分とJOYさんを同ジャンルと簡単に分けてしまうのはいかがなものかと少し思うし、どこと張り合ってるんだって感じ。
ちなみに、水族館はドイツ語ってやつは、遊園地の地図が英語っていうあるあるからの派生で考えた、恐らく嘘。嘘だけど、流れで話したら面白いなぁ、と思ったんだろうね。
嘘、ダメ絶対🙅♂️
…とまぁ
昔のメモを見つけて、記事を書くならこんな感じ。この企画、やろうと思えば50回は最低でも出来る。
620個のひかえがいる(ある)から。
この企画のシリーズ化とか、また見たい!と思ってくれた人がいると嬉しいので、フォローと「スキ❤️」、気が向いたらコメントも貰えたら嬉しいです!
というわけで今日はここまで。
リロイ太郎
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