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スライムのポテンシャル

※前置き※
気になるかならないか程度の
性的な表現があるかもしれねえ…!

許せる人だけ門を潜ってください。









夏アニメ始まりましたね。

はい、始まりましたね。

私はABEMA非課金勢なので
見るものがかなり限られるのですが
ひとまず第1話を視聴したのは

・ようこそ実力主義の教室へ 2期
・シャドーハウス 2期
・オーバーロード 4期
・RWBY氷雪帝国
・継母の連れ後が元カノだった
・転生賢者の異世界ライフ
・リコリス・リコイル
・異世界おじさん
・Dr.STONE龍水
・ユーレイデコ

食わず嫌いも多いのでこんなものかな。

その中で今回は
『転生賢者の異世界ライフ』
( #転生賢者 )
に注目。

正直、3話まで流し見した感想が

これ、転スラと構成が似…うっ

だった。

しかし、納得というか、
書きたいよねー、という共感というか。
そんなものを得たのも事実だ。

どこら辺かと言うと
・無双系であること
・スライムのポテンシャル
この2点。

異世界物で無双系主人公、という設定が
読者(視聴者)をスカッとさせるのは周知のことであるが、
今回は後者、「スライムのポテンシャル」について語りたい。

スライムのポテンシャルって?

何回言うねん。

と思われるかもしれないが、
これについては前から感じている。

無論、
『転生したらスライムだった件』
( #転スラ )
という作品が与えた影響も大きい。

しかし、
古くはゲーム『ブレスオブファイア4』
近年で言うとアニメ『異種族レビュアーズ』
といった作品にも、なるほどなぁ!と思わされたものである。
は? これらの共通点は???
と思われるかもしれないが、それが「スライム」なのだ。

では、スライムのポテンシャルとは何なのか?
奴らの美点を端から挙げていこう。

①スライムはかわいい

まず、これである。

ゲームでスライムと言えば、
序盤から登場するモンスター、あるいはマスコット的存在というイメージがある。
『ドラゴンクエスト』や『ぷよぷよ』のスライムが、代名詞的ポジションだろう。
しかし私が「かわいいwww何これwww」と思えたスライムは、
『ブレスオブファイア4』のスライム(正確には「めだまグミ」)だった。

柔らかそうな、まぁるいフォルムは共通しているが、
大きくつぶらな瞳が目立つ様子は「けろけろけろっぴ」のようなデザインで、
尚且つ動きが面白い。
スライムにアニメーションを付与されたらこうなるのかぁ、と当時ニッコリした。
接近して攻撃する時も、ダメージを受けて消えゆく時も愛らしい。
(いや攻撃されると腹は立つけど)

そう、スライムはかわいいのだ。

②何でも飲み込む(物理)

何でも飲み込むまるい生き物といえば
『星のカービィ』が代表格だろう。

しかし、我らがスライムもそれに勝るとも劣らない(設定次第だが)。
スライムというのは液体に近い形状で、
作品によるが、飲み込んだものを強力な酸で溶かす…という立て付けがある。
(蛇足だが、その前提で、雑魚敵ではなく「割と強い敵」としてスライムを登場させるゲームが、『ロマンシングサガ』シリーズなどである。)

だから、考え方として「物体を溶かして、無限に体内へ取り込むことが出来る」という設定にすることも可能。
四次元ポケットかな?

そうして最強の名をほしいままにしたのが、先に述べた #転スラ の主人公である。
(他にも転生した際に付与された能力は多々あったが…)
薬草を食べたことに始まり、
あらゆるモンスターを飲み込んでその力を手に入れたり、
アイテムを飲んで腹の中で複製したりと、
もはややりたい放題、設定付け足し放題。
無双系の最たるものでもある。

そう。
スライムは本来最弱モンスターなのでは?
と『ドラクエ』をはじめ多くのファンタジーが先入観を植えつけてきたが、
それを逆手にとったのが #転スラ や#転生賢者 なのだ。

③自由すぎる属性と形状

これよ!
スライムを自由自在に操ることができたら、
絶対いろんなことできちゃうじゃん!!

リアルな話を少しすると、
いわゆるローションプレイのローションというのも、スライムの一種といえる。
それを本当にスライムでやったのが『異種族レビュアーズ』である。
色々と物議を醸した作品だったが、
個人的には「スライム嬢の満足度が高くないわけないよね!」と興奮した。
簡単に言うと
「ローションのような感触で様々なアイテムの働きを何でもやってくれる」
というのがスライムプレイである。
良くないわけがない。(力説)

探せばスライムを活用したR18作品なんていくらでもあるだろう。

そう、スライムは自由だ。
形も属性も思いのまま。

それに、何も性的な用途ばかりではない。

目からウロコだったのが、
『オーバーロード』の入浴シーンだ。
骨の隙間まで洗うのにスライムを活用するアインズ。
こいつ…天才か!?
そしてまたスライムのポテンシャルにときめかずにはいられない私であった…

だから気持ちは分かる。

スライムは可愛くて、強くて、すごい。
(おい語彙力)

そのポテンシャルの高さは天井知らず!
ということがお分かりいただけただろうか。

だから、
設定の幅広さで自在に無双できる。
きっと書いても読んでも楽しいのだ。

そういうわけで、n番煎じに思えても
それなりに人気が出てアニメ化される。
こういうことはまだ続くかもしれないし、
それを嘆いたり批判するよりも、
自分なりに素敵なスライム生活(?)を夢想したり消費したりする方が、生きる上での満足度は高そうだ。

などとポジティブに捉えることにした。

そういえば
『スライム倒して300年~』
という作品もあったなと書きながら思い出した。
これもまた斬新な無双系である。

やはり
スライムのポテンシャルは計り知れない!

・・・・・・

ホットな気持ちになったところで。

それでは、また。

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