“一部の”マンション管理士に騙されるな!

「管理会社に騙されるな!」
「管理会社を変更して経費削減だ!」なんていっている、
マンション管理士たちに騙されるな!
と言いたいと思うことが多々ありました。

そもそもマンション管理士とはなんでしょうか。
所管する国土交通省のホームページ「マンション管理士になるには」には、

「マンション管理士とは、専門的知識をもって、管理組合の運営、建物構造上の技術的問題等マンションの管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務とします。」

と書かれています。
マンション管理士の仕事の本質ですね。

管理組合の伴走者でもある管理会社の揚げ足をとって、
別の管理会社に乗り換えさせて、乗り換え先の管理会社から
バックマージンをもらうのがビジネスの中心であってはいけないのです。

どうしてダメなのでしょうか。
私は次のように考えます。
1. 値下げした報酬は、本来汗をかく人(管理会社)がもらうはずだった。
2. 手を動かさないで口だけ動かす有利な立場の人が、もらった。
3. そもそも、管理会社の乗り換えで、乗り換え先の管理会社からキックバックをもらうことなど、管理組合の役員に明かしていない。
4. しぶしぶ値下げの要求をのんだ管理会社としても、腹の中では快く思っているわけがなく、顧客としての優先順位は当然下がる。
5. (私もそうですが)元管理会社の社員が、うまくいかなくて退職・独立して、昔の職場に復讐しようとしている。

汗をかいた人が正当な対価を堂々ともらうべきだと考えます。
管理会社の担当者は、至らないこともあるでしょう。知らないことも、これから成長していく伸びしろもあるでしょう。

しかし、やっぱり、一生懸命に汗をかいている人の揚げ足取りをして、
手を動かさないで、口ばっかり動かすようなのが
私は、個人として許しがたいと思うのです。

では、管理会社に不満があったらどうすればいいのか。

ここから先は

883字

¥ 5,900

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?