見出し画像

台湾「乗り鉄」旅 ~1日目~

 2019年の11月に訪れてから約4年半、2024年5月に人生2回目の台湾に行ってきました。ゆるめの「乗り鉄」旅です。今回のお目当ては、台湾高鐵(新幹線:前回は「台北から板橋」だけ乗った)と、阿里山森林鉄道、そして台湾鉄道の「海線」です。
(リンク先最終閲覧: 2024年5月18日)
 前回は印刷物の「ニュー台湾時刻表2019年8月号」を参考に九份などに行ってみたのですが、今回は「台湾鉄道時刻表(非公式)」様サイトを頼りに旅の計画を立てました。素晴らしい情報に感謝です。


時間を有効に使える「羽田HNDから松山TSA」

 今回はEVA航空で台北に向かいまいした。スターアライアンスメンバーなのでANAやユナイテッド航空のマイレージがたまります。出国審査を済ませて搭乗ゲートへ。そういえば4年ぶりぐらいの飛行機です。

EVA航空 BR 189便。羽田10:50発で台北(松山)に13:30 (日本時間で14:30) に到着します。
朝の便だと1日目から有効に使えるのがいいですね。

台湾MTRの乗り方が分からない

 定刻より少し早く台北松山空港に着陸し、入国手続きを済ませて空港の外へ。3泊4日、大きめのバックパック一つなのでそのままMRTへ。そしてトークンの買い方がわからずおろおろ。青い円いのトークンをやっと購入出来たので「大安」方面を目指します。

トークンの買い方で悩みました。前回(4年半前)にきた時は一日乗車券を使ったのと、イージーカード

 13時半ごろには空港を出られたので、16時過ぎの高鐵(新幹線)の出発まで、市内を少し歩き回る時間が出来ました。行き当たりばったりですが、中正紀念堂と総統府を見ながら台北駅まで歩くことにしました。

まずは文湖線から大安(Daan)で淡水信義線に乗り換えて中正紀念堂へ。
広大な自由広場をパノラマ写真で
総統府の美しいファサード

台灣高鐵T Expressで「台北」から「嘉義」へ

今回の「乗り鉄」旅の目的の一つが台湾高鐵でした。
Wikiによれば「700T型」は、輸出用新幹線としてJR東海とJR西日本が共同開発した車両だそうです。もちろんベース車両は700系です。オリジナルの700系との差異は結構興味深いです。
せっかく乗るので「商務車(ビジネスクラス)」車両に乗ってみました。座席は2+2で日本のグリーン車と同じような広さです。

公式の「T Express チケット APP」で乗車券を購入しました。

 「商務車(ビジネスクラス)」には、窓側・通路側ともにひじ掛けにはコンセントがありました。パーサーさんが乗務していて、お菓子とおしぼり、コーヒーのサービスがありました。12両編成のうち商務車は1両だけなので、同じパーサーさんがずっと社内を往復しておられました。

赤系のファブリック地のシート
南下していくと車窓に広がる風景は、赤と白に塗り分けられた送電鉄塔と水田、工場や高速道路。そして車内は700系の走行音。東海道新幹線に乗っているかのような錯覚に陥ります。電光掲示板にスピードが表示される「271km/h」で嘉義を目指します。
高鐵「嘉義」駅に到着。台北とは少し違う熱帯の蒸し暑い空気がまとわりつきます。
700T電車 オレンジ色が車体のいいアクセントになっていますね。
高鐵「嘉義」駅は空港を思わせる近代的な建物

嘉義市内の中心部へはBRTで

高鐵の嘉義駅から市内まではBRT(一部区間専用レーンを走るバス)で向かいます。高鐵の切符を持っている人は無料で乗ることが出来る路線です。
「嘉義」駅に到着したのは夕方6時過ぎ。明日のお目当ての「阿里山林業鉄道」の窓口はすでに閉まっていました。

台湾一日目は夜市へ

 ホテルにチェックインして日記を書いてから、駅前のセブンイレブンで、あらかじめネットで予約しておいた明日(2日目)の「嘉義」~「奮起湖」の切符を発券しました。切符をホテルに置いてから「文化路夜市」を目指して歩いていきました。夕食は台湾っぽいものを。

駅の美しいファサードを見ながら夜市へ

 夜市に向かう途中で入った書店では、TOEICなどの本とならんで日本語の勉強の本がありました。また別の棚には宮脇俊三先生の台湾乗り鉄の本がありましたので、日本に帰ってから読んでみることにしました。
 夜市では小籠包と麺を頂きました。前回は八角のにおいにやられてしまったのですが、今回は大丈夫。

駅の近くのホテルから15分ほど歩いて「文化路夜市」へ。

 食べた後は少し裏の道を歩きながらホテルに戻りました。台湾ビールとかっぱえびせん"的"なスナックを頂いて、シャワーを浴びて明日に備えます。明日はいよいよ阿里山森林鉄道です。
(2日目に続きます)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?