余白の無い絵

余白の無い絵とは何だろう

キャンバスを切り分けるという動作を繰り返し続け、それらのすべてにすべての色を塗れば、余白の無い絵ができると考えた

それは真っ黒に近くて、宇宙のようなものであるが、限りなく近づいてみれば銀河が視え、星団や星雲も確認できるであろうと思う

もし、切り分ける動作・色を塗る動作 が無限に繰り返されるとすると、なにが起こるだろうか
ほんとうに真っ黒よりも真っ黒になる。そうなると一色として認識され、真っ黒という余白になる。

この思考実験は、宇宙を外側から知覚することにとても近いと思うし、宇宙の始まりを観察することに似ている気がする。宇宙は光よりもずっと速く膨らみ続けていることが知られていて、つまり私たちは、宇宙の外から宇宙を観察することはできない。


余  白 が 黒 に なる 時!

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