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災害への備えで、古米が売り切れている話

日向灘の地震のあと、東南海地震のリスクがあるということが発表されました。これに反応して飲料水を買いに走る人が続出してスーパーやドラッグストアで水が品薄状態になっています。水の次はお米が買われてるようです。お米の収穫時期は8月後半から10月にかけてで、今は去年収穫された古米の在庫が出ている時期です。新米が出たら価値が下がる古米の在庫一掃セールが行われたようなものです。過去の災害の追悼がおこな行われる時期に年1回災害に備えて備蓄はしておくことを思い出させてくれます。それでも人は危機が身近に感じられないと動かない。実際にことが起こると、プチパニックになってしまうのです。備蓄の目安としては1週間乗り切れれば救援は来ると言われています。しかし、東南海のシミュレーションを見ていて思ったのは、太平洋側のすべての都市が震度6以上の災害で壊滅した場合に1週間という試算は役に立つのでしょうか?まずは、日頃のローリングストックが大事かもしれませんが、災害が起こった時にどう行動するべきかシミュレーションしておくのも大事だと思います。物だけでなく心の備えも必要ではないでしょうか。

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