F1オーストリアGPの感想(駄文)

角田くんはチームの戦略がはまらなかったのと、第3スティントのハードが全然よくなかったのが響いたかな、路面温度との関係で後半のハードがダメだったのかもしれない。第2スティントはすごく良いペースで走っていただけに、チームとして戦略を分けるのは仕方ないけど、もう少し前でフィニッシュする戦略もあったかもしれない。

マックスとノリスのあれ、世間では昔のマックスが戻ってきたと言われているが、それは違うと思っている。接触したバトルを含めて3回のバトルがあったが、よく見てほしい。前2回はイン側からノリスが強引にに飛び込んでいるのに対して、ロックアップしたのとスペースを残さなかったのを見てマックスが接触を避けているのがわかる。
接触した周はマックスがアウトに寄せてはいるが縁石も含めて見るとスペースは残している。ノリスは避けることは可能だったが、ひかないという意思表示をしてしまったためぶつかってしまった。よく見ればわかるがブレーキングに入ってから両者ともハンドルは切っていない。つまりラインがクロスしたが、マックスはスペースを残していたしノリスは避けることもできた。少し避けていればクリーンなバトルだったが、当たってしまったという感じだろう。もちろん、マックスにペナルティに出ているので寄せてないとはいうことではないのはその通りである。
接触した後が興味深い、どちらが熱くなっていたか、あのピットに帰ってきた車を見ればそれはわかる。マックスはタイヤを壊さず冷静にピットに戻ってきた。これはタイヤに負荷をかけないようにして、レースに復帰することを考えて走ってきたからできることだ。一方ノリスのタイヤはこれ以上ないくらい壊れフロアを破壊しながら走って帰ってきた。接触後もマックスより先にピットに戻って前に出たいという気持ちが出ていたのかもしれれない。結果フロアを大きく破損してリタイアとなった。
ノリスはイケイケで今が良い時期なのは確かだけど、まだまだ熱くなってしまう時期なんじゃないかと思う。ハミルトンとやり合ってた時のマックスみたいな感じで、速さのあるドライバーが一度は通るそういう時期なのかもしれない。
ノリスはもう少し冷静になる必要があったなというレースだった。
どちらが良い悪いということではなく、私にはこう見えていたよという話なので悪しからず。

最後に、ラッセルが勝利したことで、ラッセルポーズが見られたし、久々にF1公式ソングが聴けたのでなんか楽しい感じで締めくくれてよかったです。

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