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剣の夢からの魂の統合


剣にまつわる夢を数回見続けていた間、私はこれらの夢が全て一つのメッセージであると気付くまで、かなりの時間を要しました。

まず、ミカエルが出てきた夢に関しては、夢に気付くための布石であり、私が自身がミカエルと同期していたとか、夢がミカエルからのメッセージであるとは全く思っていません。
今現在はミカエルが大天使の中でメインメッセンジャーの時代ですが、(これについては後々記していきます))私個人に向けてのメッセージではない事を自覚しています。

そして古代日本の王や古代中国の王、日本の侍など、それらも私個人の経験ではなく、魂レベルでの記憶であると思っています。

そもそも魂とは何でしょうか?

私が高次存在に訊いた時の答えは「餅」でした。
私はあまり賢くはないので、高次存在はあるビジョンを見せてくれました。

それはお餅が搗き上がった後、手でちぎった状態の小さく丸まったお餅がたくさんある情景と、そのお餅をもう一度一緒に捏ねると、大きなお餅に戻っていくという映像でした。

そして小餅状の魂はこの現世では個人という認識を持っていますが、その魂は大元に還った時に大きなグループ餅の中に吸収されていきます。
その後また小餅に分かれ、新たな転生へ向かうようです。
(この小餅と大元のお餅の塊は実際に離れているのではなく、見えない糸のようなもので繋がっています。これはスートラートマとか、シルバーコードのようなものと同じでしょう。)

魂については、今後詳細をお伝えしていきますが、私が受け取ったイメージをそのままお伝えすると「お餅のようなもの」だという事でした。

話を戻します。
私が幾つか経験したであろう小餅たちは全て男性です。そして剣を持って戦っていた存在たちです。
当然人を殺めた事もあるでしょう。
私自身は女性として生まれていますが、男性性が強めであると自覚しています。理由は今まで分かりませんでしたが、転生(小餅)の男性性回数が多いからなのでしょう。

そして私の以前の職業は料理人です。
20年前の料理人の世界は今よりももっと男性優位の現場でした。
女性も僅かには在籍していましたが、男勝りの女性が多く、
また仕事もとてもハードです。
私はフランス料理をしていたので、銅の鍋は重く、フォン・ド・ヴォーなどの出し汁を取る寸胴鍋などは身体がすっぽりと入ってしまう位の大きさです。

当然私もそんな中で仕事をしていたので、男性と大きな喧嘩をした事もありますし、熱い鍋やフライパンが飛んでくるような事もありました。
怒声や罵声が飛び交う中で仕事をしたこともあります。

たくさんの生き物たちを処理し、たくさんの首を切って落とした事もあります。

ですが、その私はもういません。
料理は今でもとても好きですし、自分や家族のためには喜んでします。
ですが、調理場や料理関係のお仕事には向いていませんでした。

私は自分が若い頃に選択した料理人という仕事に誇りを持ちつつも
続ける事が出来なかったという大きな挫折により、その過去をなかった事にしようとひた隠しに今まで生きてきました。

料理人をしていた頃、自分が最も輝き、自分らしく居られた事、
また、それなりの評価を得られていた自分が本当に誇らしかったのです。
挫折した事により、自分の不甲斐なさやそれまでの自信が一気に崩れ、
私を形作っていたアイデンティティそのものが崩れ去ってしまったのです。

私はその過去と決別し、見ないように生きてきたのです。
ですが、ある時、家の台所での事です。
私は家で料理する時、以前の職場で使っていた包丁を使っています。
それは西洋の短剣のようにも見えます。

その作業中の台に置かれた包丁を何気なくパッと見たときに
一気に夢のストーリー全てが繋がったのです。同時に高次存在なのか、ハイヤーセルフなのかはわかりませんがメッセージが入って来たのです。

私が女性として生まれた事と、料理人という仕事を選んだ事には大きな意味があるという事でした。
それは
『今までの我々(小餅魂の)の経験では、剣で人を殺め、人を苦しめてきたが、今世ではその剣(包丁)を使って人を楽しませる事、喜ばせる事が出来るではないか?』
『我々(小餅たち)にはそれが出来なかった、多くの苦しみと憎しみと悲しみを生んでしまった。それをお前の手で昇華してくれ』と
『お前が女という人生で愛を持ってそれを為す事で、我々の行為は昇華されるのだ』
といったようなメッセージでした。

なんか壮大過ぎねえか?と私は思ってしまいましたが、そのメッセージと同時に何故か涙が止まらなくなってしまったのです。
「私が女性である事や、同じく刃物を使い他の事を為す」事が彼らのカルマの消滅に繋がるのかは理解不能でしたが、彼らがそう言っているのだからそうなんでしょう。
とりあえずその小餅たちは満足そうでしたので良しとします。

また、これとは別のメッセージでしたが、私のこの人生上のホロスコープにも意味があったようでした。
私自身は火星減衰で生まれています。ですので、本来は争いごとが苦手で、自分の気持ちや怒りを大きく外に出していく事が苦手です。
また火星の象徴する金属類、刃物類とも本来は相性がよくありません。
そして火星は10ハウスに位置しています。

私自身は男性性が強いと思っていましたし、小餅魂の転生回数も男性ばかりでした。今回の転生で女性を選び、もし火星が減衰でなかったとしたら、
もっと派手に男性とやり合い、今でも男性を押しのけて調理場に立っていたのかもしれません。
でもそうではいけなかったようです。他に目的があったのです。
私が火星減衰により自らの社会的成功10ハウスを失い、他に為すべき事に目を向けさせる他のホロスコープ上の配置もありました。

アセンダントが天秤座であり、ルーラーシップは金星、同じく上昇星も金星であり、何事にも調和を求めます。私は本来は罵声や怒号が飛び交う仕事場には本来適してはいなかったのでしょう。(今現在はそうではないかもしれませんが)
また私のホロスコープは主な天体が12ハウスに集中しています。
見えざる世界に意識が向くようにあらゆる事象が起き、それを突き詰めていく事が人生の主な目的だったのです。他にも様々な要素がありますが、私はこれらを認識した上で、そのホロスコープの円環の外に出るというメッセージを受け取ったのです。

今回は複数の夢においてメッセージを受け取り、それらが過去の転生小餅(魂)との統合であり、また私(女性)と彼ら男性性の統合であった事は
ホロスコープの物語上、大変重要な出来事であったように思います。
私は他にも女性であった頃の別の意識も持ってはいますが、それらが今後どのように私自身に影響してくるのかは未知数です。

今後私はどのような人生を送っていくのか、
変容後の魂のブループリントはどのように書き換えられるのか?
それを自らを持って体感していこうと思っています。












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