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専心

私の中には、自分ではどうにも出来ない、解決方法の見つからない大きな問題があります。

それは今世で、
私が恐らく命を終えるまで解放される事の無い問題です。

それも私の持って生まれた課題であり、家族という切っても切れない間柄、
血縁という繋がりとの関わりであるのでしょう。

(それは切ろうと思えば、物理的に関わりを断つなどの行動で切る事も出来ますが、見えない領域、言葉では表せない領域では実際に切る事が出来ないものでもあるのです。)


大きな変容の後、その事柄について、今までとは異なった感覚で捉えられるようになっていました。
それまでは、自分に覆い被さる漆黒の闇、それは鉛のような重さを纏っていて、私の人生の足枷となっていると感じ、それが存在しているから私は
『生涯幸せになる事が出来ないのだ』とも思っていたほどです。

ですが変容後、物事の捉え方が大きく変わって行き、その事柄や、関係性、家族構成などなど
私を形作っていた外界の設定のありとあらゆる物が、私の望みであり、求めていたものだったのです。

それらは当然ですが、変容前の三次元的思考、目線、自我の領域の私には到底納得できるものではありませんでした。

当時私は変容の真っただ中であり、三次元的思考と、多次元的思考の両方を行ったり来たり、毎日のように自分のパターンが異なる事に少々疲れていました。

そして、その問題が起きた時、瞬間的に今までの三次元的思考パターンにまんまと入り込んでいきます。
そんな私に魂は言います。『楽しめ』と
『あなたは全てを楽しむためにそれも選んだんだよ』と言われました。

そんなの納得できない!
高次元や守護天使、私を高次から見守っていてくれる存在、魂たちに対して大きな怒りが湧いてきたのです。
『あなたたちはいつも上から見ているだけ、三次元であれこれ考え、行動ししんどい思いをしているのは私なんだよ!』
『何が魂だ!いつも黙ってばかりで、高みの見物やないかい!』
『神と繋がっているんなら、黙ってないで何かしてよ!』
などなど
到底ここでは記す事の出来ない言葉を彼らに浴びせたのでした。(笑)

それから数日間、私に彼らのメッセージが届く事はありませんでした。
この時の私の思考は完全に外側に向き、既存の価値観や今まで自分がしてきた思考パターンの中に埋没していたのです。

その家族の問題に対して、自分の考えを当てはめ、自分のストーリーを作り上げ、自分の思う様な解決策や解決に向けてのストーリーについて考えを巡らせていたのです。
その思考パターンに飲み込まれ、問題を問題と認識し、そこにフォーカスし続けている今までの私がそこにはいました。

そんな中、突然『専心』という言葉が降りてきたのです。
始めは 『せんしん』 って何?
と語彙力の無い私はガイドに尋ねてしまいます(笑)

『自分の事、心に集中する事、外側の事物に惑わされないようにして』
と次いでメッセージがあります。

ハッとしました。私は自分が握りしめていた思考パターン、いつもの思考
グルグルパターンに巻き込まれていたのです。

その瞬間から、それらの思考を手放し、
彼らの問題は彼らに任せる事、
問題の行先は問題自体が決め、
彼らがその問題の落としどころや着地点を見出せる事、
それらを解決する力は彼ら自身にあり、彼ら自身を信じる事、
それらに私自身は全てを委ねる事

その状態に立ち戻る事が出来たのです。

メッセージを受け取った後、
『せんしん』という言葉もちゃんと意味を調べ、
ガイさんさんたちに感謝と謝辞をしっかりとさせて頂きました。
酷い事ばかり言ってごめんなさい。いつも見守ってくれてありがとう。

(ガイドさんたちは本当に忍耐強く、愛情をこめて私たちを見守ってくださっているという事にも改めて気づかされました。)




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