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スケボー初心者が陥りやすいダニング・クルーガー効果

こんにちはレオです。

長くスケートボードしていると上達に伸び悩んでいるスケーターや挫折してやめちゃうスケーターをたくさん見てきました。

少しでもみんなにスケートボード長く続けてほしいという思いもあり、今回はスケボー初心者が陥りやすいダニング・クルーガー効果について解説したいと思います。

このダニング・クルーガー効果を知っておけば、挫折を減らせて上達するための本質も理解できるので、スケーターは頭にいれておいてください。

また、ある程度スキルのあるスケーターはスケートボードあるあるとして共感してもらえるんじゃないかなと思います。

活字が苦手な方はYouTubeでも簡単に解説しておりますのでご覧ください。

ダニング・クルーガー効果とは

ちなみに、ダニング・クルーガー効果皆さん聞いたことありますか?

ググるとWikipediにはこんな感じで記載されています。

能力の低い人物が自らの容姿や発言・行動などについて、実際よりも高い評価を行ってしまう優越の錯覚を生み出す認知バイアス。

簡単に言うと実際にはまだ初心者、レベルが低い状態なのに、自分めちゃくちゃできてると優越感を錯覚してしまう現象ですね。

ダニング・クルーガー効果を簡単に表す図を見てみましょう!

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少し人生を振り返ってみてください。

コツを掴んだ、理解したと思っていたら、奥が深いことに気づいてちょっとずつ自信を無くしていた

スケートボードに限らず、勉強や仕事など、みなさんも一度はこういった経験あるんじゃないでしょうか?

スケートボードでもこれと全く同じことが頻発しているんです。

では更に深堀りしてくために、このダニング・クルーガー効果をスケボー初心者に例えて解説します。

スケボー初心者に例えると

・スケボー初心者がショービットを初メイクしたが、翌日できなくなっていた

・オーリーのコツがある日突然わかったが、そのコツを忘れてしまって最初から練習やり直し

・キックフリップをメイクできたが、下蹴りでやり方が根本的に違っていた

ダニング・クルーガー効果の状態に陥っているスケボー初心者をスケーターあるあるとして3つ例にあげてみました。

僕もよくあるんですよね。新しいトリックをメイクしてめちゃくちゃ気分良く帰宅して、翌日そのトリックをやろうとすると1回もメイクできなかったとか日常茶飯事です。

効果を理解しておけば

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初メイクで喜んだ後に、翌日メイクできなくても大丈夫です。

センスがなくてメイクできないと落ち込んだり挫折する必要はありません!!

ダニング・クルーガー効果はすべてのスケーターが遭遇する現象であり、スケートボードを続けていく上で度々遭遇する現象なんです。

唯一の分かれ道は、メイクできないないのが悔しくて気にせず練習を継続できる人と、メイクできないことに落ち込んでそのまま挫折しています

なので今日この効果を知ったあなたは、新しいトリックを初メイクして高揚し、翌日メイクできなかったとしても、ダニング・クルーガー効果中なので冷静になってください。自分の持ち技にするための練習、次のステップに進んでいると考えてください。

効果的な練習方法

ダニング・クルーガー効果を抜けて早く自分の持ち技にしたいですよね。

そりゃそうだよなと思うかもしれませんが、一番有効な練習方法は反復なのです。スケートボードは反復しかないのです。

もし新しいトリックを初メイクしたら、1回のメイクで満足せず、その日の内に最低3回、あるいはそれ以上メイクすることで、自分の脳にやり方をインプットさせることができます。

スケボー初心者はメイクした1回で練習をやめがちなので、最低3回はメイクできるよう心がけてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

スケートボードは難しいです。

難しいから楽しいし、メイクの喜びは何物にもかえられない幸福感が味わえます。

ダニング・クルーガー効果でスケートボードが難しいと挫折せずに冷静に練習を継続できれば、本物のスキルとして身につくことができるでしょう。

ぜひ皆さんもダニング・クルーガー効果を理解して日々の練習に取り組んでみてください。