免疫がずっと守ってくれていた35年。その免疫力が暴走しちゃった私の体。 1 💛

免疫異常。

聞いたことはあったけど、あまり知らなかった言葉。

4月18日の朝、手と足の指に違和感が起こった。
今までの違和感と違う。
確実になんかが変。痛い。

次の日には左薬指第三関節に激痛が走った。その痛みがまた他の指の関節にも響いて、手を全く閉じれない。
’’リウマチ’’という言葉はなんとなく知っていた。節々が痛くなる病気っていうだけイメージ。その言葉がなんとなく頭に浮かんで、「リウマチかも!病院どこ行ったらいい?」と聞いた。「整形じゃない?」という言葉にすぐにざ、っと病院を調べた。確実に今まで感じたことのない痛みだったし、数日後にエストニア帰国を控えていたし、そのすぐ翌日に現地でのコンサートを控えていたため、絶対にすぐに病院に行きたかった。


そう。関節の痛み⇨整形外科 ということもすぐに出てこないほど、病院にはお世話にならなくていい35年を幸せなことに私は生きてきていた。


今までインフルエンザやコロナに罹って高熱が出ても、たくさんお水を飲んでたくさん寝て汗をかけば、2日後にはいつもピンピンしていた。小さい時から母が昔から、熱が出ればアロエの葉っぱを足の裏に貼ってくれたり、喉が痛い時は枇杷の葉を喉に巻いたりしてくれて、いつもそれで治っていた。大人になってからも薬を使わずにいつもそんな感じで元気になってた。



だから今回も、何か奇跡が起こって自然に治るんじゃないかっていう望みを持っていた。
「血液検査結果リウマチ陽性+痛みを訴えている」という状況から、すぐにMTX(抗リウマチ薬)を出そうと思っていた、とおっしゃる先生は、その後に見た私の肺と手足のレントゲンがまだ綺麗だったため、どうしたものかと首を傾げていた。


そのMTXは副作用が強く出てしまう場合もあったり、免疫力を抑える薬なので、感染症や肺炎にかかりやすく、腫瘍ができたり糖尿病になりやすいらしい。その反面何割かの人にはお薬が効かないこともあるようで、簡単には処方できないようだった。
強い薬は体に悪そうな気がした私は、「まだいいです!このまま自然に治るかもしれませんよね!」みたいなことを多分言っていたと思う。


結局その日は痛み止めだけをもらって当日の夜エストニアへ帰った。
でもその痛み止めすら抵抗があってどうしても飲めなくて、その後1ヶ月どんどん痛みの箇所、強さ、は増えていった。










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