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【プロトタイプを作るのは当たり前?】さてどうやって?-UXデザインの教科書-

↑前回に引き続き、↓こちらの本の輪読を続けています。

いよいよプロトタイプの章に入ってきました。これまではユーザー調査や分析など、主にUXリサーチャーがやる分野がメインでしたが、ココらへんからデザイナーもよくやる分野に入ってきたんじゃないかなと勝手に思っております。

ざっくりとした手順はこんな感じのようです。

1)プロトタイプを作成する...つくる!🔧
2)ユーザー視点で評価する…改善点を把握✊
3)デザイン要素の検討・設計をする...デザインをより具体化👀
この3つをサイクルとしてぐーるぐる🌀して徐々に詰めていく

上記のうちのプロトタイプの作り方(四段階)をまとめてみました。

その一、構造の検討

アクティビティシナリオに沿ってラフに必要そうな画面をスケッチ。この段階では遷移など、画面間のつながりは無視でOK。体験に合わせて、どんな画面があるかをストーリーボードとスケッチを合わせて確認しつつ書いていくと問題点が見えやすくてGOOD。(ウォークスルー評価をせよ、と書いてあった)

上記の後、想定されるUXを実現するための情報設計を行う。

その二、ふるまいと認知の検討

ユーザーが想定したタスクを完了するまでの流れを、プロトタイプで作成する。手書きでOK。簡単に修正できることが重要。「オズの魔法使い」という手法を使って評価するらしい。これについては本にかかれてなかったのでググってみました。

へーなるほど。

この段階では、問題点を改善したり、より使いやすくなるように検討する。デザインのレイアウト、インターフェースの動き、アニメーション、メタファー、モチーフなども含める。

その三、見た目のデザインの検討

ここはいわゆるビジュアルとかUIとかをやる段階でしょうなたぶん。実際の製品により近い状態の、忠実度の高いワイヤーを作成する。サービスによってはプロトタイプを作るのかな。

その四、デザインの洗練

1サイクルの最終段階。より完成形に近いものを作成する。実際のユーザーによるユーザビリティテストを行い、実際の利用シーンに応じた問題点を発見し改善していく。


こういう正攻法な流れを把握しておけば、ゼロから作る時でも「えっとなにからやれば…」みたいにならずに済みそう、と思い、ピックアップしてみました!

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