えいた君の治療記録[後編]~えいた君へのインタビュー

えいた君は昭和大学で治療している左側完全口唇口蓋裂の6歳の小学一年生です。
小学校に上がる前の2021年春に骨移植手術をしました。
元々はInstagramでたくさんの当事者さんや家族が参加している[@cleftpeers]での記事をまとめて掲載させていただきました。
後編は、レオナイン史上最年少!6歳(小学校1年生)のえいた君のインタビューです。
入院について色々お話していただきました。


ーーえいた君こんにちは。よろしくお願いします。今日は入院した時のことを色々教えてください!



えいた:うん。



ーーでは、入院するっていうことをお母さんから何て言われたのかな?どんな気持ちだった?



えいた:2月8日から入院して15日におうちに帰るって言われた。長いなーって思った。



ーー長い間、お母さんがいなくても頑張れたのはどうしてかな?



えいた:同じお部屋にお友達が出来たから。12歳の男の子と15歳の男の子でみんなお友達になった。



ーーへー!お兄ちゃん達とお友達になったんだ!何して遊んでたの?



えいた:スイッチでマリオとかゲーム。



ーー入院は楽しいこともあったんだ?



えいた:うん、ゲームとかタブレットでYouTubeみたりしてた。あと薬が甘くて美味しかった。

ひとりになっちゃった時は保育士の先生がきて遊んでくれたよ。



ーー薬が美味しかったんだ!? 病院のごはんはどうだった?



えいた:美味しかった。お肉とか入ってるサラダ。ジャガイモとお肉のやつとか。

あんまり食べられない時もあったけど。おやつもみんなで食べたりした。

お母さんが夜ご飯の時に来てくれた。







ーー嫌なことはなんだった?



えいた:……うーん……なかった。



ーー手術した日のことを教えてください。



えいた:9日のこと?歩いて手術室に行った。手術の前の日に口が痛くてお母さんに電話した。

そのあとは痛くなくなった。



ーー手術の後痛くなかったの?



えいた:手術から帰ってきた目が開けられなくて、片目しか開けられなくて。

それでさ、夜になって先生が来てお話ししてみたら大丈夫だった。

だけどずっと口は痛かった。あと腰も痛かったしあんま歩けなかった。

トイレも看護師さんに連れて行ってもらってた。



ーー口と腰どっちが痛かった?



えいた:腰。



ーー退院してからも痛かった?



えいた:ううん、走れたよ。でもママが走っちゃダメって言ってた。



ーー長い入院よく頑張ったんだね。すごいな。退院してからはどんな感じだったのかな。



えいた:柔らかいご飯だった。白いおかゆが美味しかった。

あとはうがいいっぱいしてる。学校でも給食のあとにコップ持って行ってうがいしてる。

うがいする時は、イソジンを醤油の入れ物に入れて持って行ってうがいする。

マウスピースもしてた。



ーーマウスピースはどのくらいしてたの?



えいた:一ヶ月くらい。自分でできた。洗うのはお母さん。



ーーこれから入院したり、手術したりするお友達にメッセージをお願いします。



えいた:がんばれ。



ーー今日はたくさんお話しありがとうございました。またお話し聞かせてください。



えいた:はい。こちらこそ。







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