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wish you were here

どうも、ナイジェル・ゴドリッチです。元気です。
さっき下書きをけしたから、この記事は今日で3本目になる。やばいだろ。こんな更新してるきち0いなかなかいませんよ。でもこればかりは仕方がない。なかなか人と関わる機会がない生活をしているから、自然と発散したくなるのでしょう。

 この頃音楽を作り始めたよ。始めたというのは少し語弊があって、正確には本格始動という感じ。MIDIキーボード、つまりDAWソフトにおけるコントローラーを購入し、お小遣いがなくなり、制作に勤しんでいます。
 とはいえぼくは完全な素人もいいところで、ギターが弾けるか弾けないかの腕前だし、音楽の教養も無ければ楽譜だって読めない。

 ではなぜそんな事を始めたのかというと、呼吸がしたいからです。

 僕のような人間にはわかる話だと思うけど、感情表現とかコントロールが苦手で、考えることと悩むのが趣味みたいな人間にとって、芸術というのは唯一の救済なんだ。

 いままでは絵を描いたり見たり、映画を観たり本を読んだりしていたけど、その中で音楽にはなにか他のものと違っている気がした。とっくに気づいていたんだろうけど、いままでの生活をしていたら気づかなかった。気づきたくなくて諦めたかった。

 でもそんな人生、下らない気がして、最近やっと向き合う時間を確保できて、こうして行動に移した。

 ぼくは普通の人より不器用で怠惰な人間だから、周りの同級生とかが学校生活と並行してそういうことができているのを見るとすごいなあと思うし、そうするべきなんだろうけど、どうしてもそれができなくて。学校でもひとりで、友達はいたけど学校以外でなにかするとかもなかったし、好きなことを共有できるひとがとにかくいなくて、ただただ孤独。部活を終わらせたらまっすぐ家に帰って、それだけ。なにも楽しくない。劣等感と焦燥だけが積もりに積もって、何もできなくなってしまった。

 中学のときはそれこそ、高校の生活に希望を持っていたけど、現実はそんなに甘くなくて、理想と現実の差が無気力を誘発した。

 バンドがやりたかった。でも、仲間は見つからなかった。趣味の話をこころから楽しむなんてできる友達はできなかった。相手にあわせてばっかりで。

 音楽がぼくをひとりぼっちにしたのに、ぼくはずっと音楽が好きだ。なんだか呪いみたいだ。

 そこが僕の居場所で、唯一息ができる場所。

 でもそこに誰一人いなくて、孤独で消えそうになる。そしてまた音楽を聴く。何ていう拷問なんだろう。でも、そうするしかない。ぼくはそこに産まれてきたから、そうするしかない。

 わざわざそこから離れてきた人生から抜け出した。ひとりでもいいから、後悔のないように、呼吸ができる場所にいたい。

 これからまた辛いことがあるだろうけど、それでもちゃんと、生きる。

 生きる意味なんて最初から決まってないんだから、自分で決めれば良い。僕にとってそれが、たまたま音楽だった。だけだと思う。

なんだか暗い話になってしまったけど、別にそんなつもりじゃなくて、抱負というか、戒めというか、そんなものです。

 ネットで話ができる友達がけっこうできて、うれしかった。
だからそんな友達を失ったら、淋しいし怖いし、ちょっとおかしくなるかも。
 僕の友達に、お姉さんが自殺してしまった人がいて、その子の事を考えていると、もし家族がいなくなったらとか、ともだちがいなくなったらどうしようって思って、どうしょもなくかなしくて、だからみんなには元気でいてほしいです。

 その子とは去年に一緒にフェスにいきました。その子はお姉さんと行くはずだったけど、その前に亡くなってしまって、もう会えなくなってしまった。代わりにお父さんが来ていて、「また何か機会があったら、よろしくお願いします」と、別れ際に言われたのを覚えています。その子もひとりぼっちだったから、ぼくがその孤独をうめられていたなら嬉しいです。

 ぼくも、一緒に居られて楽しかった。一生の、ひみつの思い出。

 さいごに、僕の大好きなInterpolのアルバムを貼ります。タイトルから推測したらここはPink Floydにするべきなんだろうけど、でも、たぶん有名だから別に貼らなくていいや
 


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