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手当について考えてみた

会社の就業規則を作成している流れで、従業員の給与についても

給与規定を作ろうと欲張って手を出してみた。

就業規則は、この会社の企業理念はと考えたときに、

私の思いだったり、社員が目指すべき姿だったりを言語化することに

かなり苦労したが、何とか形になってきた。

そこが固まってきたところで、正社員とは何をもってして正社員なのか、

正社員は、こうしなくてはいけない。こう考えなくてはいけない。と

決めていき、その後、何をしたらダメなのか、約束というかルールを破ると

どうなのか 等々考えることが山ほど出てきた。

その中の1つに、給与規定もある。

何がどうなったら昇給するのか、役職が付くと手当はどうなるのか 等々を

決めていく中で、手当について考えてみた。

扶養手当、住宅手当、マイカー通勤者の為の駐車場手当、役職手当 等々は

以前からあったが、何かもっと福利厚生的な手当はないだろうかと

考えているときに、普段大変お世話になっている人から、

その人がかかわっている美容室・理容室の話を聞いて、

中でも理容室の、カットでかっこよくにプラスしてワンランク上の自分に

というコンセプトを聞いて、従業員にそこに通ってもらいたい!

とすぐに感じた。

「自分磨き手当」これしかない。

女性社員はどうしよう?その疑問には、髪の病院がコンセプトの美容院も

紹介していただけた。

以前から、ビジネスカジュアルOK、髪の色さえ変えなければ

パーマかけても、長髪でも短髪でもOK、ひげを伸ばしてもちゃんと

手入れするならOKと言っているが、いまいち勘違いしていたり、

浸透しなかったりと、少し投げやりになりそうなくらい頭を抱える

問題だった。

そこに来て、自分で命名しておきながら「自分磨き手当」って最高かも。

仕事でもプライベートでも、自分らしくやる為には、自分を磨くことは

かなり重要なはず。

1部の社員に話をしたら、あまりピンと来ていない様子。

「行きつけの美容院があるので・・・」

「どこでもいいですけど」

わかった。

君たちの言いたいことはわかった。

それでもいいけど、少しは気にしようよ。

新しい事にチャレンジしてみようよ。

見た目が変われば、話のタネも増えるじゃないか。

これをきっかけに、何か今までとは違う物の見方ができるように

なるかもしれないじゃないか。あたらしい自分に出会えるチャンスかも

しれないじゃないか。と声を大にして言いたいところをグッと押さえて、

「まあまあ、一度行ってみたら?そこにいった手当は出すからさ、

別の所でもいいけど、その分の手当も考えるよ。

出来れば、紹介したところに行っってその時の感想聞かせてよ」と

やさしく言うしか出来ない自分に何かモヤモヤしたものが残って

しまった。

器の小さい男なのかな・・・

独りよがりの手当かな・・・

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