2021年度出資馬:レッドクラウディアの2020

 前回のnote投稿より期間が空いてしまいました。投稿が出来なかった理由としては、昨年秋から立て続けに忙しいプロジェクトに配属され、プロジェクトが終わる5月末までは仕事に集中する日々を過ごしておりました。6月は社内の簡単なプロジェクトに入っている為、比較的に時間に余裕もできました。ゆとりある生活が続いてほしい一方で、1か月も社内にいるので、そろそろ新しいプロジェクトに入りたい気持ちも強くなりつつあります笑

 出資馬達の1年間の活躍は、下記の通りです。また個別に振り返りもやりたいですね。

レッドルゼルが根岸S勝利!フェブラリーS4着とドバイ2着と健闘してくれました!

レッドレビンは、月2ペースで出走してくれ、無事に1勝クラスを勝ち上がってくれました!

レッドアスランは長期放牧から帰ってきて、1戦しました。なんとか、未勝利戦を勝ち上がって欲しいです!

レッドランメルト・ルージュレイアは順調に来ているので、年内に勝ち上がりを!

 さて、東サラの2021年度募集が6月から始まりました。先行募集の1次締切で1,000口以上の応募があった馬が10頭もいました。私は2017年度募集の入会なので、まだ4年しか経っていませんが、東サラの先行1次締切で、こんなに応募があること自体に驚きました。本当に一口馬主ブームはすごいですね…需要が多すぎて、供給が追い付いていないこともありますが、クラブの成績に対しての募集数はアンバランスな感じがします。あくまで感覚的な話ですが笑

 昨年度は、収入面に余裕があったことと募集ラインナップが良かったので25万円の予算上限を設けました。今年は個人的な支出が増えそうなので、予算15万円を上限に出資検討を行い、下記の2頭に申し込みしました。

 レッドクラウディアの2020(最優先)

 ブルーミングアレーの2020(一般)

 ロードカナロア・エピファネイア・ドゥラメンテにいい繁殖がつけられていましたが、私からはレッドクラウディアが一番よく見えました。

今年の出資理由を記述する前に、私の一口出資に対する考え方をまとめたnoteを共有しておきます。

https://note.com/leolionsjanryu/n/nf6bd8079abb2

※あくまで私が出資を決めた一個人の意見です。多くの妄想も他聞に含んでいるので、こんな考え方もあるんだくらいで読んでください。

1.測尺

2月生まれで、馬体重440kg、体高152cm、胸囲178cm、管囲20.0cmは私の出資基準を満たしています。これから馬体も成長するでしょうし、3歳春~夏にかけて馬体重480kg前後でデビューしてくれるイメージが湧きました。

2.厩舎

厩舎は大竹厩舎です。つい先日、禁止薬物問題で2か月の調教停止処分が下っていますね。本件に関しては、微量のカフェインであったことを考えると、出荷~飼葉を与えるまでの間にコーヒーが入ってしまったんだと私は考えています。ソーヴァリアントも気性が前向きな馬だったので、カフェイン与えるほうが悪影響な気もしますしね。

厩舎の育成方針に関しては、ネガティブなイメージはありません。優遇している個人馬主もなければ、安価なクラブの競走馬でもブラストワンピースやルージュバックで実績があるので安心しております。ただしダート実績が少ないため、ダート馬育成ノウハウがなさそうなのが懸念点でもあります。本馬には芝での走りを期待していますが、ダート適性が高い場合にダート馬として育成できるかどうかだけが気がかりです。

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※一口馬主DBより引用

3.血統

本馬は、クイーン賞を勝ったレッドクラウディアの3番仔である。父は、米国ダートスプリントG1を3勝したドレフォンである。

馬体や歩様を見て、総合的に判断しなければならないが、父の成績と母の成績だけで考えるとゴリゴリのダート馬と捉えがちである。ただし、本馬は芝でもいけるのではないかという私の仮説に基づいて出資を決めました。仮説を構築するに至った理由としては、

①父父・母父・母母父が芝で実績をあげた馬であること

②2021年6月の1か月間でドレフォン産駒が芝で勝利していること


①血統表を見ると、父父がGio Ponti、母父がアグネスタキオン、母母父がコマンダーインチーフである(赤点線枠)

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父父がGio Pontiは米国の芝1,600~2,000m前後で活躍した馬である。活躍の背景には、芝と相性のいいStorm Catを持っているからであると推察される。父ドレフォンがダート短距離で活躍したのは、Gio Ponti系が持つスピードとGhostzapperのダートを走るパワーが上手く掛け合わさったからであると思われる。

母父のアグネスタキオンは周知の通り、皐月賞を無敗の4連勝で勝ち上がった馬である。母母父のコマンダーインチーフは、芝2,400mの英ダービーと愛ダービーの勝馬である。母レッドクラウディアの主戦場はダートであったが、芝でも十分に戦えるポテンシャルは持っていたのではなかろうかと思った。

父と母共にダートで走ったため、ダートで走るイメージがどうしてもあるが、血統背景を見ると芝で走るスピードを持っていそうであり、全く芝では走らないということはないはず!!

②については、ハイアムズビーチ・ジオグリフが東京芝1,600mを勝っている。特にハイアムズビーチに関しては、母がレッドクラウディアと同じクイーン賞の勝馬であり、3歳以降はダートで活躍しているユキチャンである。新馬戦を勝ったばかり且つ2021年6月ではサンプル数も少ないためのため、ドレフォン産駒が芝でも活躍できると言い切れない。ただし、2歳時で芝を勝てるだけのスピードは持っているということは間違いなく、ユキチャンの血統背景を考えても、本馬も十分に新馬戦を芝で勝てるだけの力はあると推察する。

レッドクラウディア戦績

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ユキチャン戦績

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母の繁殖力をチェックするために兄弟の成績も確認しておく。初仔のレッドロムルス(父キングカメハメハ)は21年5月にダート1,200mの未勝利勝ち、2番仔のルージュシェノン(父アジアエクスプレス)も早い時計は出していないが、2歳でデビューを迎えられるくらいの体力はありそうだと感じました。ノーザンファームが期待している父ドレフォンですし、兄姉よりもスピード能力はあるんじゃないかと勝手に捉えています。

4.馬体・歩様・競争馬の顔

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 本馬の特筆すべき箇所はトモの許容量であると思っています。現時点でも十分な肉付きですが、今後の成長と調教を重ねるごとにトモのボリュームとパワーが数段レベルアップしそうですね。肩回りも2歳とは思えないくらいの筋肉量だが、動画からは足先の柔らかさも感じますね。総合すると馬体全体の完成度はそれなりに高い。ただしキ甲が抜けておらず、体高はさらに伸びそう。体高が伸びれば、前後のバランスが良くなって父ドレフォンの馬体に近づきそうなイメージもある。歩様も一定のリズムで柔らかく、後ろの足の踏み込みの長さも深さもよかったです。顔は目がクリクリの美人さんで一目ぼれしてしまいました。様々な角度から検討を進めていきますが、最終的には顔で決めちゃうのが私なんですよね笑

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出来れば芝のマイル戦線で活躍してほしいですが、7月1日に投稿された動画の筋肉量と歩様の硬さからダート適性を感じています笑。もしダート適性が高いのであれば再来年のJBCレディースクラシック制覇を期待したいですね!!また時間に余裕があれば出資馬のコメントを投稿します。


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