見出し画像

22. コーチングのススメ

僕はいま、2週間に1回程度のペースでコーチングを受けている。
カレンダーを見返すと昨年の3月中旬から始めていたので、はや1年が経とうとしている。

なかなか30代を超えてくると、こちらの都合で一対一で話ができて客観的に意見をもらえる機会というのは少なくなる。
意識しないと得られないので、お金を払ってでもコーチングを受けるというのは、とても貴重なことだし重要なことなので、オススメしたいと思う。

ところで、コーチングってなんだろうか?
コーチングとは「対話を通じて対象者の自己実現や目標達成を図るコミュニケーション技法」のことらしい。

もうちょっとわかりやすく、受ける立場からコーチングについて整理してみる。
例えば何か、自分の中に達成したこと・継続したいことがあるとする。
もしくは日常で上手くいかないことや理想と現実の狭間でモヤモヤしていることがある、という段階でも良いと思う。

そんな時に適切なコーチングを受けることで、目標を明確にしたり、目標が大きい場合は期限や次の小さなステップを決めたり、自発的に考えて行動を促すことができる。
「できない」という気持ちよりも、「どんなリソースがあり、どうすればできるようになるのか」という事実に目を向けさせてくれる。

ここで大事なのは「自発的に」ということ。
コーチングでは目標や期限、次の行動を「教えてもらう・決めてもらう」のではなく「自発的に気づく・決める」というのが大きなポイントだ。

これによって、人から与えられて動くのではなく、自分自身が納得感を持って行動ができるようになるのだ。

・・・とはいえ、コーチングに対して半信半疑の方もいるのではないでしょうか?
かくいう僕も、以前はどうにもコーチングを受けることに消極的だった。

ちょっとしたセルフコーチングのセミナーに参加したことはあり、存在としてはなんとなく知っていた。
自分は中途半端に意識が高いので横目で気にはしつつも、継続して自分をさらけだしてフィードバックをもらって「できない自分」と向き合うのが怖かったからだ

実際に受けてみると、話しやすい知り合いだからというのもあるのかもしれないけど、良い感じに続いている。
特にここ3ヶ月ほどは、自分の中での気持ち・行動に変化が明確に現れるくらい、効果が出ている。

とはいえ、コーチングを受けてもすぐに成果が出ないんじゃないか、話をするためにお金を払うのがもったいない、という声もあるかと思う。

もちろん、1回や2回受ければ良いというような即効性のあるものでもないし、先生との相性もあるかもしれない。

ただ、もし「実はこんなやりたいことがある」「本当はもうちょっとできるんじゃないか」(でも仕事が、家庭が忙しくてできない)みたいなモヤモヤが少しでも心の中にあるならば、その気持ちに蓋をしないで、行動を促すためにコーチングを受けてみることをとてもオススメします。

コーチングで素直に話すというのも、一つのスキルだしコツがいることだ。

なかなか、人に自分の感情や夢を素直に語ることって難しくてできないと思う。何より僕が、そうだった。
でも、前に進もうと思うなら、その感情や夢をしっかり言語化していく必要がある。恥ずかしくても、泥臭くても素直に自分の言葉にして話すことで、次の行動やチャンスに繋がっていくのだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?