見出し画像

ミラン11年振りのスクデットへ向けてラストスパートの戦い

2021-22シーズンも残りわずか。
セリエAもあと7試合となった。ミランは現在単独1位。2位のナポリとは勝ち点1差。次にインテル、ユベントス、ローマと続いている。
ここではフロント、監督目線から、残りの7試合、そしてコッパ・イタリアの戦いについて自分なりに計画表をつくってこうと思う。

残り7試合、個人的な見解を含め、試合前に雑感をここに記していくことにします。

これまで

ナポリ、エンポリ、カリアリ戦ではウノゼロで三連勝してきたミランですが、先日行われたボローニャ戦では0-0のスコアレスドロー。内容は終始ミランペースと言ってもいい戦いぶり。それは数字の上にも現れていて、ミランのシュート数33本、対するボローニャは8本。ゴール期待値ではミラン2.63に対し、ボローニャは0.66という圧倒的な差。しかし、ここ最近の試合で見られるとおり、「決定力不足」が際立つ。

ミランが最後に2点以上決めて勝ったのは2月10日のコッパ・イタリアのラッツィオ戦。リーグ戦では1月9日のヴェネツィア戦まで遡らなければならない。そこからなんと10試合は複数得点での勝利はない。
もちろん、ウノゼロでも勝てばいいという話ではあるが、下位チームにも1点差だと主力選手の交代も容易にはできず、疲労のたまる試合展開となる。そもそも私が耐えられない。守備陣は公式戦5試合無失点と好調なだけに、攻撃陣がそれに答えられていないのが現実だ。

しかし、ここに来て、神、イブラヒモヴィッチの復活やレビッチも戻ってきた。シーズン後半で久しぶりのスカッドが充実してる今、試合の計画を立てながら選手を使うことを考えていくことが11年振りのスクデットへの道だと考えた。

そこで、相手チームの事を分析しつつ、スカッドを上手く使う計画を立てていくことをこれから毎試合勝手にしていこうと思う。

4月11日月曜日
32節  トリノ戦

現順位 :11位
35得点(14位)30失点(5位)
監督 :イヴァン・ユリッチ
フォーメーション:3-4-2-1
前回対戦:ミラン勝利1-0(10月27日)


注目選手:べロッティ(FW)、ブレーメル(CB)、ポベガ(MF)(ミランローン元)
最近の試合:
カリアリ戦2-1負け
ボローニャ戦0-0ドロー
インテル戦1-1ドロー
ジェノア戦1-0負け
サレルニターナ戦0-1勝ち

【印象】
・タレント揃い
・監督有能
・べロッティ調子上がらず
・ブレーメルの鉄壁
・アタランタに近いマンツーマンサッカー

前回はジルーが前半14分にコーナーのこぼれを押し込んだ1点。そのゴールを守りきり勝利。
しかし、終始ジルーはブレーメルに消されてた印象で、ターゲットとしての役割は果たせていなかった。
今回もブレーメルは当然出場すると思われるので、そこにいつものジルーへのロングボールは通用しないことを前提に考えていくことを期待したい。右WBのシンゴが上下激しいアップダウンをできる選手なので、カウンターでテオ、レオンを使いながら攻めたいところ。
問題のトップ下にはケシエを推したい。ブラヒムも個人的印象では調子は悪くないが、スタメンと言うより後半スタートの方が合うと思う。クルニッチもそろそろ見たい。右ウイングは正直どちらでもいいが、得点力ではややメシアスの方が優勢だろう。カウンターのクオリティではサレマーケルスも劣ってはいないが。サレマーケルスはトップ下で見てみたいが、ピオリさんがそこまでの大胆な勝負をする監督ではないし、実際したら怖さもあるので来シーズン試して欲しい。

『改善点も踏まえた戦い方』

・基本今まで通りの布陣
・カウンターの際メシアスの玉離れを早くすること
・テオにカウンターではボールを集めてほしい
・レビッチのワントップ
・遅効の際テオorレオン、メシアスはサイドに張っていてほしい
・センターバックからのフィードが最近ない
・ジルー頼みのクロスをやめて、クロスの際、ボックス内に入る人数を増やすこと
・トナーリの攻撃意思表示

以上のことを少しでも実践してくれたら確実に勝利に近づくだろう。

P.S.お願いだから勝ってぇ、、、出来れば複数得点無失点で。♥️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?