詩 混ざる

足元に流れる川
遠く向こうに流れる川
歩いているうちに
足元が濁流に巻き込まれていた
必死で大地にしがみつくように前へ進んだ
気がつけば
向こうの川と一緒になって
また穏やかに流れていたんだ