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修学旅行の思い出

後ろ向きな態度で家を出た中学生の次男。
修学旅行の行き先は北陸3県の富山、石川、福井である。
石川県金沢市では、班別の自由行動だったようで、他のメンバーとの折り合いが合わず苦戦していた模様。
兼六園、東茶屋街、21世紀美術館、金沢駅などを見たのだが、回り方の効率が非常に悪かったらしい。
だが、それら全ての不満を払拭できたのが、鈴木大拙館だったとのこと。

本人が今回一番行きたかった場所なのだが、「鈴木大拙館だけで(嫌な出来事も)大回収できた」のだと。

妹家族がGWに恐竜博物館で楽しい思い出を作ったようで、その流れで「面白かった?」と聞いてみた。
返ってきた答えは、「まあ、いい」。つれない返事だ。
さらに、「今日、一番良かったのは禅(@永平寺)。他宗教の幸福論を聞けたことがためになった」とまともな答えが返ってきた。

私も高校時代に修学旅行で永平寺に行ったが、法話が良かったことを覚えている。
鈴木大拙は仏教哲学者であり、永平寺は曹洞宗の仏教寺院。
彼の修学旅行の思い出は、仏教とのつながり、になったようだ。

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