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拝啓、まだ出逢わぬあなたへ。

どのような1日をお過ごしでしょうか。

私といえば、熟れすぎたマンゴーの甘い香りに誘われて飛んでくるハエ達を払いながら、これを綴っています。

懲りずに戻ってくる、ハエ。懲りずに払い続ける、私。ハエと私の果てしない戯れ。    

作業に集中しようとすればする程、飛び回るハエを目で追っている自分に気が付きます。

オーストラリアは真夏を迎え、吸い込む空気が熱く、息苦しさを感じます。それでも、植物や動物達は溢れる恵みを称え、優しい光を放ちながら、気持ち良さそうに今を過ごしているようです。

彼らを愛でていると、私も彼らが感じているものを受け取り、あったかい優しさで包まれる感覚を覚えます。

さて、何を書こう。                         

Noteを勧められて、アカウントを作ったのは良いのですが…どうしよう。

ただただ、真っ白なキャンパスを見つめています。そして、気づけばハエを目で追っている始末なわけで…。  

見つめ返してくる真っ白なその空間は、空っぽのようで。白色に溶け込んだ可能性に溢れているような。

この空白を、どんな色で染めよう。どんな形にしよう。何が出来上がるかは分からないけど、私の色で染めてみたい。

…私の色?

私はこういう人間です。と未だしっかりと色を伝え切れない自分がいます。どこ出身か、どこの学校を卒業したか等で表現など出来ない、私。    

しかし、自分の小さな世界を、朧気ながら語る事は出来ます。その世界を、言葉という絵具を使ってNoteにしていこうと思います。

Noteの世界には、出逢ったことのない素敵な人達が集まっています。オリジナリティに溢れる色彩達。

知らない世界を持つ、知らない人達の、その世界を覗いてみる。子供の頃に万華鏡を覗きながら、一つとして同じではない世界に浸りきっていた感情と似ている。

わくわくする!

私の色をそこへ、少しだけ足してみても、何も変わらないですが、それでも、何千という色で創られた一つの美しい世界の一滴である事に、意味を感じます。喜びを感じます。

では、

まだ出逢っていない、これから出逢うあなた。Noteを始めたからこそ出逢えるあなた。大切なあなた。

未来でお逢いしましょう。

煌めきに溢れる1日をお過ごしください。             敬具



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