突然夫があやまってきた理由。

ある日の夫婦の会話。

その朝年賀状を書き終えた私は、小さな達成感に心を高揚させていました。

そのせいでトイレで頑張ってる最中の(!)ドア越しの夫に「年賀状終わったよん♬」と報告。子どもかよっ。

すると中からはため息混じりの低い声で
夫「オレはまだ…」

私「そうだよね、最近忙しいもんね…」

ーそれから10分後…。

夫「れんちゃん、さっきはごめんねー」

私「え?何が?」

夫「いやぁ、年賀状終わったって聞いて、オレはまだ終わってねーし、みたいに言っちゃって。そういうところだよな、共感力がないのは。すぐ自分は、自分はって。そこが変わらないとね。」

私「あー、そうなのね〜。気にしてなかったけど、今思えば確かにあの会話の後、自分は終わったって事を自慢しちゃって悪かったかなって思った。」

夫「だよね。喜んでる人と一緒に喜ぶって難しいって言うけど本当だよね。悲しんでる方がまだ気持ちを合わせられるけど…」

私「確かにね。」

夫「年賀状終わったんだ〜。良かったね!忙しいのに良く頑張ったね!って言ってあげられたら良かったのに」

私「そっかぁ、たしかにそう言われたらとっても嬉しい気がする。」

夫「だよね…(シュンとした顔)」

私「…ま、だけど毎回そんな優しい人じゃなくても大丈夫だよ。夫婦の間で練習して、他の人にもそうできるようになったらいいんじゃない?」

夫「うん、ありがと」

私「熊五郎さんは、もっとこういう人になりたいという向上心があるから、とっても素晴らしいと思うよ!」

共感力。
割と女性が得意な分野だと聞くけど、我が家もそんな感じでして。

会話の終盤に夫の一瞬シュンとした表情を見て、すかさずフォローしたのは我ながらファインプレーでしたわ。
と、心の中でしっかり自分をほめる私。笑

そして夫の「もっと共感力のある人になりたい」という向上心があるって事がこの会話で知れて嬉しかったです。
心掛けていればいつか必ずそうなれますもんね。

一方で「夫の共感力の無さ」に助けられた場面も子育ての中ではたくさんあるのも事実。

たとえば子どもたちがギャーギャー泣いてたとしても、時間通りにお風呂に入れるというミッションを遂行してくれたり。
(私は共感力のせいで子どもの気持ちをおさめるほうに意識が行くので、そういう状況だと予定がどんどん遅れていきます。)

そういうの考えると、世の中に自分みたいな人ばかりだったら、高層ビルとか建たないだろうな。全部平家だろうな。って思います。

え?いきなり話がぶっ飛びすぎ?

要するに、周りの空気を読まずに目の前の事に一点集中して目的を達成できる力もまた素晴らしいですよね、って事です。多くの男性がこの能力に長けてるなぁって思います。

以上、夫婦のちょっとした朝の出来事でした。

また書きます。

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