新型コロナワクチン接種後の有害事象については一般的にほとんど話題にならないように思います。
死亡事例や重篤な副反応は稀、ということなのでしょうが、最近『BMJ』にタイトルのような記事が掲載されたようです。
そもそも統計の結果はだいぶ過小評価されてるんじゃない?
って感じの内容かと思います。
今回は関連するレビュー記事を抜粋し、軽く所感を記したいと思います。
◆記事引用
『Medical Xpress』の記事から一部引用します。
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BMJの記事リンクは以下です。
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以下、BMJについて。
◆所感
VAERS(ワクチン有害事象報告システム)はアメリカのシステムですが、日本でも度々ワクチンの安全性絡みで情報元として目にする機会がありました。
引用した記事はその結果について疑義を呈するものかと思います。
しかし、記事中では定量的な推定(どの程度過小評価されているのか)まで行われていません。
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おそらく日本でも同じようなもの(被害が過小評価されている)で、個人的な懸念としても以下の記事にまとめました。
また、報告された有害事象への対応の遅さ、評価基準、評価方法の透明性には疑問があります。
◆おわりに
今回の記事の掲載元が、ワクチンに否定的な情報ソースとしてありがちな『Epoch Times』や『ZeroHedge』でないことは重要だと思います。
(それはそれでそういう傾向を前提として読めばいいと思うんですけどね。)
有害事象統計の妥当性については日本でも見直されるべきでしょう。
まあ今後それがされるとも思えないので、研究者から挙がっている懸念が妥当に評価されるのを期待したいところです。