fika

手芸と写真が好きです。 夫と二人暮らし。 心の話、ライフスタイルについて書いています。

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最近の記事

55 悩みたい人

高校時代から心理学に興味があった。 大学で心理学を学ぶという選択も一瞬考えたが、心理士の仕事は向いてないと思っていたので選ばなかった。 でも10代の頃に好きだったことは大人になっても変わらないものだ。 40代半ばで精神的に病みそうになった時期、心のことを学び始めた。 どっぷりハマってセラピストや占いの資格をとった。 会話が苦手な私がカウンセリング的なことをするとは夢にも思わなかった。 ブログでモニターを募集して知らない人と会ったり、今考えるとよくやっていたなと思う。 結局仕事

    • 54 自慢と自虐

      息子が小学校低学年の頃の参観日に、子ども達の絵が廊下に掲示されていた。 それを見ていたお母さんの一人が、「うちの娘の絵、すごく良いでしょ? 」と嬉しそうに周囲の人に話していた。その人はアジア系の外国人で、日本人との違いにとても驚きつつ素直で素敵だと思った記憶がある。 日本人の多くは心の中で「うちの子すごい」と思っても、自慢してはいけない暗黙のルールを守っている。 誰かが自分の子を褒めたら「そんなことないです」と謙遜し、わざわざ欠点を見つけて発表する。子どもが聞いていてもやめな

      • 53 ゼロから1を産みだす難しさ

        子どもの頃から何かを作ることが大好きで、やりたいことが年々増えている。 しかし大きなコンプレックスを抱えている。 ゼロから何かを産みだすことがとても苦手なのだ。 柄や色を自分なりに考えて作る手芸や、目の前の風景を切り取る写真撮影はやりやすいが、白紙に絵を描くのは苦手。 絵を描くのは大好きなのに、人のマネしかできなくて苦しい。 独創性がある人がうらやましいし、喉から手がでるほど欲しい。 守破離という教えでは、「守」教わったことを忠実に守る(真似る)、「破」基礎をもとに自分で工

        • 52 私の意識を変えた人

          昔勤めていた会社に超マイペースな人がいた。いつものらりくらりとして、彼のせいで仕事が滞ることが頻繁にあった。 常に受け身な姿勢で、苦手なことは華麗にスルーする(笑) 困っていることを直接訴えても暖簾に腕押し状態。 彼にとって大切なエリアは誰にも冒せないような・・強い意志を感じることもあった。 不思議なことに、こんなに仕事ができないのに全員から好かれていた! 陰口を叩いても彼のことを嫌いにはなれず、結局許してしまう。 癒し系というか・・仕事以外では気が利いて優しい人なのだ。

          51 モヤモヤから抜け出す

          約1か月ぶりのnote。 50記事書いて気が抜けたわけではなく、突然やる気がなくなった。 謎のじんましん、喉の締め付け感などの小さな不具合が重なり、気が滅入ったせいもある。 先日受けた胃カメラは異常なしだった。逆流性食道炎のせいで喉がガラガラすると思っていたので、きれいな胃と食道の写真を見せられた時は少しガッカリした。理由がわからないのが一番辛いから。 今日久しぶりに書こうと思ったきっかけは、稲垣えみ子さんの「老後とピアノ」を読み終えたからだ。 私と同い年の稲垣さんのピア

          51 モヤモヤから抜け出す

          50 世界は曖昧にできている

          私は母の言うことにすぐ反論したがる可愛くない子どもだった。 今でも親密な相手にはその癖が出ることがある。 誰でも自分の発言を否定されると嫌な気持ちになる。 あまのじゃくな性格なのか、単なる負けず嫌いなのか・・・自分でもよくわからないが、良くない癖だと思っていた。 あるワークで自分の価値観について考えていたら、癖の原因がわかった。 私はなんでも否定したいのではなく、決めつけだと感じたときに反論モードを発動するのだ。 「~さんは〇〇だ」 「絶対〇〇に決まってる」 肯定的な決

          50 世界は曖昧にできている

          48 子育て後の30年を幸せに

          最近若いママさんグループに会う機会があった。 一人のママが「旦那の為に料理するのは全然テンションあがらないけど、子どもが食べてくれるとめちゃくちゃ嬉しい」と言っていた。 旦那さんのことも大事にとか、自分の時間も大切にとか言われても仕事や育児に忙しすぎて耳に入らない。私もそうだったからわかる。 でも今になって思うのだが、子育て時期こそパートナーとの関係を常にチェックしておく必要がある。 子育ては20年で終わる。渦中は長いトンネルの中にいるみたいだけど、あっという間に終わる。

          48 子育て後の30年を幸せに

          47 幸せって

          旦那さんの希望で市内の公園へピクニックに出かけた。 ランチは近所のバーガーキングで調達、本とカメラを持って準備完了。 天気が良いので混んでいると思っていたけどがら空き~ 広々とした緑の中でのんびりすることができた。 せっかく自然の中で過ごすのだから、スマホは鞄の中へ。 裸足で草の上を歩いたり、鳥のさえずりを聴きながら雲を眺めたり、とても気持ちが良かった。 結局、自然の中で静かに過ごす時が一番豊かさを感じられる。 そう考えると、欲しい物も行きたい所もウソなのかもしれない。

          47 幸せって

          46 3度目の胃カメラ

          今週は病院ウィークだった。 マンモグラフィ、胃カメラ、そして歯医者。 マンモグラフィは定期的に受けていて、胃カメラは3回目。 去年は人間ドックで受けたが、今年は友人のおすすめのクリニックで市の胃がん検診を予約した。 初めての胃カメラは15年程前で、体調が悪くて受診した。 友人や家族から胃カメラが拷問のように苦しいと聞いていたので、病院選びに時間をかけた。当日は顔面蒼白、心臓バクバク。でもカメラが喉を通る瞬間だけ苦しかったが、その後は全然平気だった。 2度目は去年人間ドッ

          46 3度目の胃カメラ

          45 なんでもできるとなんにもできない

          近所のカフェとコラボでマルシェを開催した。 自宅の断捨離で出た物を売りたくて相談したのがはじまりで、私が主催することになった。 私は接客・販売が苦手。出店依頼、準備などのやりとりに非常にも気を遣った。 期間中はアドレナリンが出てあまり感じないが、終了後の疲労感がとんでもなかった。 毎回イベントはもうやらないと決心するのに、ちょいちょい味わえるワクワクスパイスを思い出して引き受けてしまう。 若い頃は苦手なことにチャレンジするのは良いと思う。 世界が広がるし、忍耐力もつくし、

          45 なんでもできるとなんにもできない

          44 やればできるはできない

          うちの子はやればできる子なんです! 俺だってやればできる! よく聞くフレーズである。 うちの旦那さんは料理に関してよく言う。 やれば出来るんやけどなぁって。 ·····やらへんやん笑 やれば出来ると言う人がやって出来たのを見たことがない。 だからこれを聞くと残念感が漂い、その人の評価が下がる。 そういう私もやれば出来るはずと思うことはよくある。 「やれば」ね。 やらないのよ、みんな。 はじめの一歩がとてつもなく高い壁なのだ。 覚悟がないなら何もいわない方がいい。 や

          44 やればできるはできない

          43 ため息女子にならないために

          今日は刺し子の会に参加。 先生も参加者も全員私よりもお姉さんなので、何かにつけて「あなた若いから」と言われる。 もうすぐ還暦なのに若いって言われるとちょっと嬉しい。 10代の女の子が20代になるともうおばさんだから価値がないと言ってるのを聞いてびっくりしたことがある。 あなたはすぐに20代になるし、なんなら50歳もあっという間だよ?  人生のほとんどをため息つきながら生きるのだろうか。 私は年齢を意識しない方だけど、もし今40代ならやりたかったなとか、若くて羨ましいと思う

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          42 双子の子育て(3)震災で学んだこと

          双子が生まれて5ヵ月目、阪神大震災に遭った。 早朝4時過ぎに双子にミルクを飲ませて、再び眠りかけた頃に揺れた。 遊園地のアトラクションのような激しい揺れがきて咄嗟に双子の上に覆いかぶさったら、遊んでいると勘違いしたのか二人共キャッキャッと笑っていた。 住んでいる地域は震度6だったが、幸い家具も家電も全く倒れず、積み重ねていた小物が崩れた程度で済んだ。 近所の家では電子レンジが飛んだと聞いたので、建物の向きや地盤によるのかもしれない。 災害に遭うと普通に出来ていたことが出

          42 双子の子育て(3)震災で学んだこと

          41私が一番怖いのは

          運動大嫌いな私がジムへ通い始めて1年3ヶ月経つ。 食べ物、カイロプラクティック、鍼灸、サプリと色々試して最後に残ったのが運動だった。 30分のエクササイズを週に2回やっている。 ハッキリ言って楽しくないし、気持ち良いとも思わない。 昔から身体を動かすのが苦手だったので、運動による成功体験が全くない。 そんな状態で何をモチベーションに続けているのか。 病気になる不安から逃れるためだ。 死はそこまで怖くない。だって人間は100%死ぬのだから。 でも死の直前に苦しむと考えると超恐

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          40 書類を捨てられない

          私はミニマリストにはなれないが、捨て活を始めるつもりだ。 結構思い切って物を捨てるタイプだが、なぜか捨てられないものがある。 それは書類。 給与明細・・全部ではないが20代の頃から保管している(夫の分も!)。 家を建てたときの書類・・間取り図、建具や照明器具の金額、品番がわかる注文書など。 子どもの学校関係・・学校の新聞、文化祭の冊子、模試の成績表。 地図・・バスの路線図、住宅地図など。地図が大好きなのでたまってくる。 チケットやちらし・・ライブやお芝居、美術館、観光スポッ

          40 書類を捨てられない

          39 高齢者のスマホデビュー

          母はガラケーを20年近く使っている。 電話とショートメールはなんとかできるのだが、とんでもなく機械音痴なのだ。 漢字変換の意味が未だにわからなくて、まちがいだらけのひらがなでメールを送ってくる。文末に必ず「ははより」と書いてある笑 それ以外のことは一切できない。カメラもアドレス登録もできない。メール以外でネットを使ったことがない。 そんな母が90代でスマホを買うことになった。 最初、近隣の高齢者がスマホを使っているからガラケーが恥ずかしいと言いだした。 ガラケーが使えなくな

          39 高齢者のスマホデビュー