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ゲームプランナー入門講座#9-企画書の作り方プレイサイクル編

今回はプレイサイクル図の作成を行います。
プレイサイクル図とはゲームの流れを記載したものとなります。
アイテム課金コンテンツですとこれとは別にモチベーションサイクル図を入れたりもします。
今回はモチベーションサイクルは入れずにプレイサイクル図のみとします。

ゲームの流れをチャート図にする
すべての流れを企画書に書くとかなり膨大な量になります。
就職活動に使うものですので、わかりやすく1枚にまとめたものがよいでしょう。
わかりやすくするために、どうすれば良いのでしょうか?

大枠の流れを記載する
ゲームの大きな要素の流れをチャート図にすれば良いのです。今回の企画だと「ガチャ→育成→レース」の流れとなります。
そしてこのゲームの肝である育成部分の流れを少し掘り下げるために右側に育成の流れを記載しました。

大枠を掴むことは本質を見抜くこと
大枠の流れを掴むことは、世の中で流行っているものを研究するときにも役に立ちます。
世の中で流行っているものは様々な要素や要因があって、流行っているのですがそのすべてに着目すればいいかというと要素が多すぎて、結果なぜ流行っているのか?わかりません。
そこで大枠を抜き出してどんな流れになっているのかチャート図にまとめるとこの要素がこんな流れになっているんだ、じゃ、この部分を他の要素に変更したら、もっと面白いものができるのでは?などと発想が拡がっていきます。

本質を見抜くことは「起きていることを抽象化すること」
チャート図作製が苦手な人は、世の中にある面白いものをチャート図にしてみるといいでしょう。
チャート図の作成のコツがわかり、さらになぜ面白いのか?の要素を抜き出すことができ、一度で二度美味しい勉強となります。

次はレイアウトの説明を行います。


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