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ゲームプランナー入門講座#5-企画書の作り方構成編①

前回では「企画書を作るための素材」までをやりました。

今回は企画書の構成についてお伝えします。
まずは前回作った「企画書を作るための素材」を確認しましょう。

企画の考え方実践編②.002

手法+目的の組み合わせでコンセプトを考えて
コンセプトを達成するためにゲームサイクルを意識しながら手法①〜③を考える
さらに手法①を達成するために手法A〜Cを考えました。
詳しくは前回の記事を見てください

大枠から詳細へ

最初から詳細を話しても、人は話についていくことができません。
そのゲームのことを一番知っているのは企画を考えた人のみとなります。
なので、大枠から伝えていく必要があります。
大枠とは何なのか?
それは「コンセプト(手法+目的)」となります。
これを達成するために手法①〜③を考えました。
その順番に説明を行っていきます。

構成.001

1枠が1ページと考えてください。
就職活動用の企画書はA4で5枚〜10枚が良いです。
(枚数の理由は別途。記事にする予定)
そしていちばん重要なのは、このゲームを「面白いとわかってもらうこと」です。

相手に伝わるように構成を考える

一度にたくさんのことを同時に理解するのは難しいので、
1ページで1つのことを伝えていきます。

前提条件は最初に説明する

今回は擬人化+馬=ウマ娘が世界観・テーマとなっています。
「企画書を作るための素材」には世界観・テーマの説明は行っていません。
なので上記の構成に「世界観・テーマ」を入れる必要があります。

構成、世界観追加.001

基本的には世界観・テーマは企画を説明する前にあった方がわかりやすいので、
タイトルの次に「世界観・テーマについて」のページを1つ追加します。

企画の内容によっては、一番最後に「世界観・テーマ」を持ってきたほうがより伝わりやすい場合もあります。

構成、世界観追加②.001

今回は擬人化+馬=ウマ娘という前提条件がわかっていないと伝わらないので一番最初に説明をもってきました。
上記の構成に「企画書を作るための素材」を入れ込むと以下となります。

構成大枠テキスト追加.001

伝えたいことの大枠のみを入れただけとなりますが
これで一気に企画書ぽく見えると思います。
この記事ではわかりやすくするためにPCで入力していますが、
実際には、A4・1枚に上記の構成を手書きで書くことをおすすめします。
理由は、全体を見ることでどこで何を書いているのか?ひと目でわかるからです。

今回はここまでとなります。
次回はここから詳細のテキストを入れていくのを行っていきます。

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