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節約家の落とし穴。お金の上手な使い方

わたしは、小さい頃からの筋金入りのケチだと思う。
ケチケチケチケチ、数百円の買い物についてもいちいち考える。
お年玉は全額貯金。親の金についてもなぜか心配していたので、欲しいものはごまかしごまかし我慢。使わなかった服は古着屋に持っていって売る。

固定費を下げるのは鉄則ってなもんで、20代はシェアハウスに居住。
今は基本みんな格安simだと思うけど、こんなに普及するかなり前の、格安simが出始めた頃から格安simを使用。格安sim以前でも、IP電話やskype(懐かし)、プリペイドなどを駆使していて、携帯7,000円以上は払ったことがない。
そして、もう10年以上も前からテレビは手放している。

そのようなわたしでも、わたしの頭の中には「投資」という分野があり、これにはかなりお金をかけてきた。
旅行や留学はお金を使った。
美容とファッションも、パートナーを手に入れるための「投資」として捉えていたため、独身の頃はお金を使った。(結婚してからここに全くおかねを使わなくなった)

投資として捉えている分野のお金って、将来何か大きなものになって返ってくると期待しているから、お金を出しやすい。

今、アラフォーになって、確かに若い頃のこの投資がじわじわと返ってきているなと感じる。
それに、経済的にも、2023年の相場が良かったおかげで、だいぶ資金に余裕ができてきている。
毎月、支出のわりには十分な収入もある。


しかし・・・・!!!ここで罠に気づいた。

とにかく、単純な贅沢経験にお金を払えない。
せっかくの資産を目減させたくない心理も働いている!


こういう人、実際多いのでは?と思う。
稼ぎがまあまあある程度ある節約家の人たちって、この罠にハマるんじゃない?なんだかケチケチしてしまう。
純粋に自分を喜ばせることに躊躇してしまうというか。お金の面で自分を律しすぎるというか。うまく使えない人、一定数いると思う。というか、身近に何人か顔が思い浮かぶ。

購買行動も、これも意外と経験とスキルが必要で、買わない限りセンスが養われることはない。身銭を切って痛い思いをするからこそ培われる情報の取り扱い方やコツなどがあると思う。結局全て経験。

だから。

予算の範囲内で、お金を使っていこうと思う。
自己投資とか考えず、純粋にわたしの喜びのために。

予算をどう取るのかが結構むずいけど、生活費がかなり安く抑えられている分、こういった余興費を多く取りたい。
ひとまず、わたしの収入の3分の1を貯金または投資に回すとして、残りの3分の1が生活費、そして3分の1が余興費。こんな感じで行こうかな、今年は。

お金の使い方が上手い人に、わたしはなりたい。

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