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スーパー主婦戦隊Gレンジャー

都内某所
ここは5人の主婦が勤める「スーパーやよい」の休憩室。

今日は、バイト休憩の合間に誰かが持ってきたせんべいで食っちゃべっていると、ロッカーの隅にGが出た。

しっかり者のバイトリーダーが、履いていたスリッパを片手に持つ。いつもは気が弱い勤続3年の葉子も、知らず知らず片手にスプレーを掴んでいる。最近アルバイトに入った鉄子は、ホウキとちりとりを両手に。3人は目を見合わせ、一斉攻撃。

プシュー!
バシン!
鉄子がそれを、さささっと片す。

「ふん、こんなのなんてことないわよ」
ぱんぱんと手を払い、颯爽と休憩所を出る3人。
するとそこに現れたのは、AI技術の発達により人工知能が搭載された巨大化したGだった・・・!

レッドは、3人の子どもを育てるしっかり者のバイトリーダー
ブルーは、トラウマの影を持つが芯の強いシングルマザー
ピンクは、若き店長であり主夫
イエローは、新人バイトながら10の資格を持つ高学歴主婦
グリーンは、バイトをふたつ掛け持ち、場所によってキャラを使いわける。
(もう一方のバイト先ではものすごい仕事ができるが、スーパーのバイトでは『できないやつ』として扱われているが、それがのちのちドラマとなる)

二話目以降は、Gの領域を超え、さまざまな駆除退治を行う。アリ、蜂、ナメクジ、ムカデ、シロアリ、カメムシ、ダニ。すべてが組織の陰謀により巨大化しており、そこにスーパー主婦戦隊の5人が、あの手この手で立ち向かう。高額請求をする害虫駆除業者も、このさいだから退治しちゃう。

そんな日曜の朝8時って、いかがでしょうか。

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