夜に煩う季節
最近、氷結の無糖レモンにハマっている。元々甘い系統のお酒は飲まない方だったし、なによりレモンというのが飲み欲をそそる。
夏というのは何でだろうか、レモンだとかオレンジだとか少し苦手な梅干しだとか、酸味や苦味を異様に体が欲する。苦くて酸っぱくて、でもどうしてだろうか身体が貪る様に求め続ける。
夏になると人間がバグるというのはよくあることだ。暑さで頭がおかしくなっている人、物凄く短気な人、そういった人を見かける割合が他の季節に比べ少し高い気がする。
体はおかしくなるし、人はバグるし、暑くてモワモワしてとても鬱陶しいのに、でもそんな夏が好きだったりしたり。
春は出会いと別れの季節という言葉は腐るほど耳にする。では、夏秋冬は?
パッと出てくる回答が個人的にはあまりなく強いて言えば秋、スポーツ、食欲、読書といった誰かにこじつけられたといっても過言でない設定だ。
1番顕著に特徴が現れる夏と冬に思い当たる何ちゃらの季節みたいな言葉が見当たらない。
だから個人的に夏の季節の設定を見出しておきたいと思う。
個人的に夏は、「夜に煩う季節」だと感じる。
思い悩み、考え、酒で鈍らせ、娯楽に逃げ、そんなことをしていると5時くらいには真っ暗じゃなくなってしまう、陽が早い、こっちの事はお構いなしに勝手に次の日を始めやがる。それに気づいて逃げるように眠る。そんな日が割と多い。
個人的に最近、物凄く悩み事が多い。多いというよりは消化出来ず、溜まっていく塊だ。誰かに話すべきことでもないし、いずれ自分の中でバベルの塔の様になってしまうかもしれない。
悩みの8割は人間関係だ。友人と仲直りしたかと思えば別の人と仲違いした。とある関係で知り合った人には話し下手で面白くないという様なニュアンスの事を言われた。
人と深く関わらない事を決めた。
夏は本当に人と関わって楽しいことも多ければ傷つくことも多いと感じる。
そろそろ前述した氷結の無糖レモンがなくなってきたので〆る。
浅井リョウさんの「生欲」という本の中の言葉で「明日死なないために」という言葉がある。
私はこの言葉がけっこー好きだ。凄く偉大な夢を持って精力的に活動している人、毎日を絶望して過ごすが死ぬことができない人、結局全員に帰結する事は、「明日死なないために生きること」だと思う。
これだけ書いて何をしたかったかマジで分からない。私自身の愚痴溜め場だきっと。
でも誰かが読んでくれてると嬉しいし救われた様な気持ちになる。
それじゃお酒無くなったので寝ます、さよなら。
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