物語の終着点
物語の終着点は大きく二つに分かれる、ハッピーエンドかバッドエンドか。
「あなたの物語の終着点はどちらでしたか??」
こんな問いかけは全く意味をなさない、解答率は0%だから。
では、質問を少し変えてみよう。
「あなたは、あなたの物語がどちらの終着点に辿り着くと思いますか??」
これは実に限定的すぎる質問だ。質問をするタイミングやその時の気分、様々な場面や状況によって解答が変わる。
人間っていうのは不思議で一つ良いことが起こると連続して良いことが起こるし、良いことが起こっている様に感じる。しかし、逆も然りだ。
悪いことは連鎖する、思ってたより。これは私の勝手な経験則だがまじで連鎖するのだ。
朝にスマホの充電が上手くいってなかったら、靴の紐は解けるし、思いもよらないミスをするし、挙句の果てには大事な物を失くしたりetc…
ただこの一挙手一投足が、人生の良し悪しには掠るほども関係しない。こんなのはその日の良し悪しに過ぎない。大事なのは大きなポイント毎の人生満足度的な奴だ。
最近になって、五月病っぽい気怠さがあった。包み隠さずにいうなら、「仕事を辞めたい」だとか「いつまでに人生を終えたい」だとか。甘えと思っている反面、素直な気持ちなのかもとか思ったりもする。
最近、とある一人の色々相談してる友達に「未来を見たくない、そろそろいいゴールじゃん」と今後の人生的な話をしてる最中、唐突的に送った。したら、「未来が見えないことはおれを物理的に殺しにくるけど未来が見え過ぎることはお前が勝手に死んでくだけ」という酷評を得た。実に的を得ている、本当にその通りだ。胸の内でこの言葉を反芻する。
私は私自身の事がよく分からない、恥ずかしながら過去の経歴以外は。
楽な生き方を模索しそれに則って生きていた。でもそれじゃほんとに勝手に死んでくだけなのかもしれない。
自分にとって健やかで、充実した毎日の人生を歩んでいくためにとりあえず明日をなんとか良い一日と思える日にしよう。
改めて、「あなたは、あなたの物語がどちらの終着点に辿り着くと思いますか??」
私は今すぐに答えは出ない。でも毎日寝る前に今日はどうだったかを考えてみたいなとは感じた。
少し難しい問いではあるけれど、五月病の特効薬になると信じて考え続けてみよう。
それじゃまた、
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