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漫画脳展って知ってる?

ハローミシェーラ、元気ですか?お兄ちゃんは元気です。
・・・血界戦線の好きなシーンです。どうでもいいですね。

お久しぶりです。橘遥丞 aka れもんばとです。
正直橘遥丞って適当につけた名前なので気に入ってません。
普通に「れもんばと」でいいですね。対戦よろしくお願いします。

冬の寒さもだいぶしんどくなってきた今日このごろ、
私事ですが一軒家を購入しました。
やたら凍死寸前になるな~と思ってましたが
エアコン買ってないので当たり前ですね。
†れもんばと†

久しぶりにnote書いてるので拙い文章となりますが
「こいつ文章力壊滅的だな~WWW」とか思わないでください!
実際文章力のステータスに振ってないんで!努力値!当たり前の話し!

--閑話休題--

1.漫画脳展って?

さて、今回のメインテーマである【漫画脳展】についてお話します。

知らない人のために参加者各自が漫画を持ち寄り「自身の心の支えになっているセリフ」を
テーマに写真という媒体で表現するとても斬新な写真展です。

実際の展示をみていただけたらどういったものか分かると思います。
今回私が展示した作品はこちらです。


被写体は相原茉姫(Tw:@luxury_oniku)さん

漫画のセリフを吹き出しとして飾るという面白い表現方法が特徴的ですね。

2.テーマと題材

今回は荒木飛呂彦先生の超有名作品
【ジョジョの奇妙な冒険 スティール・ボール・ラン】の
【ジャイロ・ツェペリ】の名言から
【遠回りこそが俺の最短の道だった】をセリフ拝借して掲げました。

私はニワカながらジョジョがとても大好きです。マイラブです。
荒木さんには
……本当に……「ありがとう」…それしか言う言葉が見つからない…
どのページを見ても名言、名場面の数々ですがそんな中私は1~6部、8部を差し置いて7部のSBRを選んだわけです。

残念ながら私は本誌掲載をリアルタイムで読んでいた世代ではありませんが
単行本のジョジョを読み進めていくなかで一番
「好きッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
となったのが、他の誰でもないこの7部のジャイロであります。
(ブチャラティや花京院も好きですけど….や、全部好きですけど)
この話してると記事の予想読み切り時間が100年になるのでここまで。

3.セリフの真意

a.なぜこのセリフを選んだのか

【遠回りこそが俺の最短の道だった】
私は口下手で人見知りでコミュ障なので会期中にしっかりと伝えることが出来ませんでしたが、
ここはインターネット。
ネット弁慶なのでしっかりお伝えします。

普段私が息をしていく中で最も重要だと思っていること、それは「結果より過程」です。
そもそも私は自分を過小評価する癖があり、引っ込み思案なのです。
周りがどんどん"結果"へショートカットしていく中、
私も真似をしようものなら結果へたどり着いたあと必ずボロが出ます。
1億個ぐらいボロボロとアラがでてきます。アラ汁飲み放題なんです。
※これは約30年生きてきた中での統計データです。

この過程を大事にする生き方が定着した理由こそが、このセリフなのです。

b.似た言葉はたくさんあるよね

【遠回りこそが最短の道】
別になんてことのない言葉に思いますよね。
そこらへんの意識高い人がこぞって言ってそうなセリフですよね。
「急がば回れ」って。
「は?こちとら急いでんのに何を呑気な!!!!!!」って思ってました。
しかし、フタを開けると本当におそまつな結果。
結果にたどり着いたらゴールだと思ってたから応用なんてなんにもできない。
私の性格上、ちょっと中二病っぽいところがあり意識高い人を見ると
「うわっ、なに頑張っちゃってんだろう、こわいこわい・・・」と思ってしまうので、「急がば回れ」は全く心に留まることはありませんでした。
そんな中このセリフに出会ったのが社会人になってから。
マイメンこと激推しのジャイロさんが死の瀬戸際で放った言葉こそが今回のセリフです。
私の展示キャプションにもだいたい同じことが書いてあるのですが
話し手次第で受け取り手の心の扉があっさりと開くんだなと思いました。

漫画脳展で実際に掲載したキャプション

c.ジャイロだから良かった

事実、このコマとセリフを見てから全米の脳が激震しました。
「グレイトだぜ!億泰!」と、心の仗助も思わず口に出しました。
人間ってこんな簡単に変われるんだなと思いつつもそのセリフを反芻しました。
他の出展者さんからお話を聞いた際に
「誰が言ったかではなくどう受け取ったかが大事」とお話してくださった方がおりました。
私とは真逆の考え・・・実に面白い!と、心のメガネをクイっとしましたが
今考えてみると結局のところ「受け取り方」につながるのかもしれませんね。
あ、ちなみに今更ですがジャイロ・ツェペリってこんな人です(今更)


4.セリフによる影響

こと写真においては、このセリフの影響がかなり出ています。

世の中の写真記事では「上達するにはまずは上手い人を真似しよう^^」
みたいなことが書かれてます。まぁわかります。
でも!!!違う!そうじゃ!そうじゃない!
人によってはそれ正解ってことももちろんありますので否定はしません。
私に当てはめたとき、全然ハマらないんです。ゴミ量産機になります。

その結果として、
捉え方次第では自己満足の領域になりますが

自分自身が本当に撮りたい写真を撮るには
何者にも染まらず、自分だけの力で写真を創造していこう。

れもんばとの内面より引用

といったスタンスで写真を日々撮影しております。
努力なくして勝利無し。
とはいえ、好きな写真家さんの写真を見ていると無意識で作品の傾向が変わっていることがありますけどそれは仕方ないよね!そもそも真似出来ない領域だから努力しているっていうのもあるし!

そんなこんなで、要約すると
無駄な努力をしないと一人前になれない不器用さんだからこそ遠回りこそが俺の最短の道だったわけです。

5.反省

展示中や終了後は必ず所感をメモして次につなげるようにしています。
その中から反省点をいくつか抜粋します。

a.セリフと写真のリンクが弱い

今回海辺で撮影を行いましたが、
そもそも本来は原作の砂漠を意識して砂浜をメインとして撮影する予定でした。そして朝日を背景に映すことで
「夜明け→スティール・ボール・ランスタート」を暗喩させる目論見もありました。
しかし当初計画からかなり外れてしまいました。
まず砂浜がキレイではなかった。
そして天気予報が急に変わり太陽🌞が消え去った。
入念に浜辺をリサーチして、太陽の昇る位置も今回はじめて調べてみたのですが、すべて空振りに終わりました。何がいけなかった?
案を1つしか用意していなかったのがまずかったのかな。
何にせよ考えるべき点が他にもあったんだろうと深く反省しています。

ただ、リンクは薄いですが写真の出来栄えとしては完璧だったと自負しております。モデルになってくださっている相原茉姫さん、
本当にいつもいつもありがとうございます。

撮影日の様子

b.レイアウトの工夫不足

そうそうたるメンバーの中で皆さん素晴らしいアイデアを持って作品を展示されておりました。いずれも私の頭には無い発想でお手上げでした。
ケンタさんからも「コンシールは汚い展示がいいぞ」と伺っておりましたが
くだけたレイアウトの案が全く出てきませんでした。
そもそも構成を考える上で
セリフに合う構図を考えるばかりで実際にどのようなレイアウトで飾るかは
写真を撮った後に考えていたためぶっつけ本番レイアウトになってました。
反省点としては、構成を練る際の順序の見直しが必要で
1.作品を通じて伝えたいことを定める
2.レイアウトを考える
3.構図を考える
4.撮影
こんな感じですかね。

他にも色々ありますが、不甲斐ないアピールが全面に出すぎるので保身のためにここまでにしておきます☆

6.最後に

実は第一回の漫画脳展が私の初めての展示でした。
主催のケンタソーヤングさんを筆頭とした運営の方々の熱量が凄く、
展示とは何たるかを自分を犠牲にしてまで参加者にレクチャーしてくださいました。多分初めてが漫画脳展じゃあなかったとしたら、もっと適当な展示スタイルが定着していたと思います。
自分の価値観を築きあげてくれたのがまさに漫画脳展でした。
"展示脳展"(????)があるならケンタさんのセリフを引用させてくださいね!

また、コミュ障陰キャの私も最初はご来場いただいたお客さんへの声掛けに苦手意識をもっていたのですが、はるきさん(tw:@haruki284)が物理的に背中を押してくれたおかげて声掛けの意識が更に高まりました。
結果としてその後もビクビクしつつも声を掛けさせていただくことが出来、
新たな繋がりが生まれたりしました。
本来展示のあるべき姿はこれなんだよな・・・と自笑気味に思いました。

来年はもっと自由を自由として捉えて
クリエイティブな写真生活をしようと心がけるのでした。

とても長くなってしまい、ここまで読んだひともいないと思いますが

3キュー4ever!
アリーヴェ・デルチ!さよナランチャ!

またね〜


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