毎日使いの名品|食卓を素敵にする北欧食器3つ
映画「かもめ食堂」を見て恋に落ちた北欧食器ブランド「iittala」と「Arabia」。シンプルなんだけど独特の存在感があって、いつもの食卓を何だか特別なものにしてくれる、そんな力がある気がしています。
使い始めて15年近くが経ちますが、毎日使っても飽きる気配はありません。多分一生使い続けるであろう我が家で愛用中の北欧食器を3つ紹介します。
1.ちょうどよい華やかさ ARABIA /ブラックパラティッシ プレート21cm
ブラックパラティッシは、我が家で数少ない柄もののお皿。やや立ち上がりのあるぽってりとしたプレートに、りんごやカシス、パンジーが大胆に描かれています。
モノトーンベースだからなのか、どんなお料理にも合う万能選手で、毎朝毎晩大活躍しています。
こちらの21cmプレートは、サイズ感も絶妙。食パンやパンケーキを乗せてもサマになるし、サラダや卵と一緒に盛り付けてワンプレート使いにするのもおすすめです。それでいて食洗機も電子レンジもOKなので、おおらか(大雑把ともいう)な私にぴったりの器なのです。
2.シンプルイズベスト iittala / ティーマプレート26cm
真っ白のキャンバスのようなティーマ。でも、だだの白いお皿だと侮るなかれ。なんとも言えない温かみのある色合いと、使い勝手の良さ、考え尽くされたデザインの妙で、「北欧食器に一本取られた」という気分にさせられます。
ただのトーストだって、ティーマに乗せるだけでおしゃれなカフェに来たよう。こちらの26cmプレートはやや大きめサイズなので、ワンプレートにするのはもちろん、大皿でおかずを盛り付けたり、せいろの受け皿として使うなど活躍の幅がとにかく広いのが特徴。他に15cmのプレートと15cm、21cmのボウルも使っていますが、もれなく絶賛活躍中です。
3.「かもめ食堂」のあの子 ARABIA / 24hアベックプレート26cm
アベックは、「かもめ食堂」でサチエさんがおにぎりを盛り付けていたあのプレートです。ただのおにぎりをぐっと美味しそうに引き立て、目からウロコがはらはらと落ちたことを覚えています。北欧食器と日本のごはんの相性の良さを見事に証明してくれました。おにぎりをこのプレートに盛り付けようと考えた方は、まさに天才ですね。
我が家では26cmのサイズを愛用しています。メインおかずを乗せるもよし、パスタやチャーハンにもぴったりですし、ちょこちょこ盛り付けてワンプレート仕立てにしたりとどんな使い方も自由自在です。ふっくらと握ったおにぎりを盛り付けて、映画気分を味わうのもぜひやってみてほしいです。
今回紹介した北欧の食器たちは、1950年代とかから作り続けられてきたロングラン商品です。デザインや色使いはもちろんのこと、実用性も兼ね備えているからこそ、長く愛されてきたのだとうなづけます。
大好きな食器があると、食事の時間がより一層楽しくなること請け合いです。今週末は私が北欧食器好きになった原点の映画「かもめ食堂」を見返そうかなと思います。ここまでお読みいただきありがとうございました。
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