場づくり日記♯1

 私は今回「あそびば もこ・あ・もこ」に取材に行った。ここは、赤ちゃんから大人まで遊べる居場所をテーマにボランティア活動を行なっている。地元の方を中心に多くの親子が訪れていた。
 取材をする中であそびばという場づくりを始めた強い想いを感じることができた。親子間のコミュニケーションを促進したい、子どもの発達を小さい頃から手助けしたい、そのための子どもたちそして親が参加できる遊び場を作りたい。この思いから始まったのだ。
 今の時代はゲーム機器が発達し様々なゲームが子どもたちを虜にしている。もちろんそのようなゲームも大切であり子どもにとっては楽しいだろう。しかしながらそこには子どもと子ども、子どもと親のコミュニケーションが生まれないのだ。そこで、こども用のボートゲームや知育玩具、絵本に奥深さ、楽しさがあること、その良さを知ってもらいコミュニケーションを通して子どもが成長して欲しいという思いからここではSwitchなどのゲーム機を置かずコミュニケーションを大切にしているのだ。実際にボートゲームやカードゲームを通して子どもたちの活発なコミュニケーション、親子間のコミュニケーションの様子を多く見ることができた。そしてそこには多くの笑顔があった。
 また、「あそびば もこ・あ・もこ」では子どもの居場所づくりだけでなく、子どもを育てる親のための場づくりにもなっていたのだ。子育てに対する不安を持っている親が専門知識を持つスタッフに相談できたり、子どもを育てる親が息抜きできる場所にもなっていたのだ。
 実際に訪問をしてみて、世代関係なく人がつながり成長するにはコミュニケーションが大切だと思った。自分の言葉で誰かに何かを伝える。これこそが人の間に幸せをもたらすのではないかと思った。場づくりというのは様々な形があると私は考えている。今回はコミュニケーションを通して子どもと子ども、大人と子どもをつなげる場づくりを見た。これから私はコミュニケーションが場づくりとどのように関わってくるのか、人と人をつなぐ場づくりを知っていきたい。
 私の場づくりに日記をこれからも更新していきたい。


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