筋腫や腺筋症に伴う過多月経のマイクロ波治療

画像1 筋腫や腺筋症に伴う過多月経をマイクロ波で治療するために左図のように筋腫や腺筋症組織内でマイクロ波を照射して加熱するシステムを考案した。右図には市販されている超音波プローブ固定器を示した。経腹超音波ガイド下に経頸管的穿刺を行って筋腫や腺筋症組織内へマイクロ波アプリケーターを挿入できるので、筋腫や腺筋症に伴う過多月経はMEA単独よりも強力に治療できる。
画像2 左図 MRI画像 治療前。子宮の縦断面(赤囲い)に大きな筋腫が2個(白囲い)筋層内~粘膜下に描出されています。中央図 偽閉経療法後。 筋腫は縮小。MEAで処理される子宮内膜は黄色で示しています。右図 術後1月の造影MRI画像。低信号の領域は筋腫の壊死領域と子宮内膜の壊死領域を示しています。

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