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自分以外のISFJにあまり会ったことがない

ISFJって多いよね?

 どう考えても日本に多いタイプだと思うのよ。保守的で控えめで受け身で慎重で真面目で若干融通の効かない人。でも数えてみると、意外と私の周りには少ない。

 両親はともにINFPで、女友達もINFPかINFJ、その旦那様はINFPやISTJ、という感じで、似たようなタイプに偏っている割にはISFJがいない。
 SNSやnoteの相互様の中に何人かいらっしゃるぐらいで、「あれ? 私が思ってるより少ないのかな?」と最近気づきました。

 でもどう考えても多そうだよね。ISFJさんたちって普段どこにいるの?

私の活動ジャンルには少ない?

 私は絵を描いたり小説を書いたりみんなの前に立って歌ったり演じたりするのがとても好き。そういう人の中では、もしかしたら若干ISFJが珍しいのかもしれない。

 絵とか文章って、今までにない発想が求められるジャンルだもんね。何もないところから方向性を決めたり、やりたいことを考えたり、意外性で人を笑わせるようなこと、ISFJはあまり得意じゃない印象があるよね。

 私は人より偉くなりたいとか、今よりもっとうまくなりたいといった上昇志向がないから、創作の上でもそこはすごくISFJ的だと思う。
 自分よりうまい人を見て落ち込んだり、嫉妬したりもしない。とても平和。

 一方で、界隈内で自分だけ方向性が違うことに悩んだり、自分の作品が人を不快にしていないか気になったり、そういうところもISFJ的なのかなと思う。
 人を押しのけて上に行きたいとは思わないけど、毛虫のように嫌われる存在にはなりたくない、あまり「ものづくり」に向いている性格ではないかもね。

ISFJらしくない部分を発揮!

 私の絵や小説、特に小説のほうはあまりISFJらしさがないんですよ。よく見ると終わり方がいつも平和的だったり、なんだかんだでうまくいくところとかはとてもそれらしいんだけど、そこに行き着くまでの展開が、なんていうのかしら。脳みそ飛び出てる感じで、とてもISFJの人が書いた文章には見えないと思う。

 私の書くお話は、毒を飲んだ子供が体内から毒のアクセサリーを生成できるようになったり、バラの花と猫が人類より強かったり、二十年間三歳をやっている三歳のプロが出てきたり、そんなだよ。私はそういうのが楽しくて書いていて、人目が気になったり人との対立を怖がったりしながらも、やっぱり自分の書きたいものが書きたいんだよね。

 小説を先に知った人は、私と交流してみたらけっこうギャップがあって、良い意味でびっくりしてくれることが多いです。嬉しい。ISFJでエニア6と言ったら高確率で「えー!?」となります。
 逆もそうかな? と思うんだけど、交流してから小説を読むと、意外とギャップを感じないみたいなんだよね。不思議。無意識に、作品に人柄を投影してしまうのかしら。

ISFJはペルソナじゃないの!?

 私は何度か、ISFJは誰もが被りやすいペルソナなんじゃないかと思ったことがあります。だって日本の小学校を生き抜いて、高校受験や大学受験を無難に終えるには、ISFJになるのが楽な道じゃないかって。
 だから本当のISFJなんてどこにもいないんじゃないかって。

 いや、でも、それはないよなと思い直した。
 他のタイプのほうが生きやすい環境も多いし、わざわざみんなでISFJになるメリットはあまりないもんね。

 そして私はあまり見た目がISFJらしくないので、ペルソナを被っているとも言い難い。

 ISFJって、それ自体がペルソナを含む性質なんじゃないかしら。自分を守るためにその時その時でいろいろな自分を持ちやすいタイプなのかもしれない。
 人のことまで抱え込んでストレスを溜めやすいといわれるけど、そこはわりと一線を引いていて、ストレスになるとしたら自分をどう見せるかあくせくしすぎるところじゃないかなと思う。自由に活動している一方で「でもこれ他の人はどう思うかな」という気持ちを常に持ってるというか。私はそんな感じです。

目立つところに出てきにくいのかもね!

 それでも私はSNSで活動したい! せっかく書いたから発表したい! と思って、作品を出していくスタイルですが、ISFJさんの中には人との衝突を避けるためにあまり創作物を大々的に見せない、もしくはしっかりとした枠組みの中でしか発表しない人もいるのかもしれないなと思いました。

 いろいろ考えてもやっぱり、自分の根本はISFJ的だなあと思っているけど、やってることはISFJにしては少し珍しい寄りなのかな? と考えました。
 世のISFJさんたちは普段どんなふうに活動していますか?

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